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Aside
A「ウワアッ!」
杖代わりにしていた剣が滑り、あたしはそのまま転んだ。
銀時「悔しいのはわかる。わかるが、まだ安静にしてなきゃダメだろ」
白夜叉の言う通りだった。
こんな体で言っても勝ち目はない。
今度こそ本当に殺されておしまいだ。
けどさ・・・
A「白夜叉・・・。あたし・・・あたし・・・」
悔しさからまた涙が溢れた。
今のあたしにはこうして黙って泣くことしか出来ない。
銀時「傷が治ったらぶった斬りに行けよ。そんときゃ、俺も止めねぇよ」
傷が治るのを待ってたら警察とかに殺されちゃうかもしれない。
ん、警察・・・?
総悟・・・。
A「白夜叉!!総悟が今日は忙しいって言ってた!もしかしてあいつの所に乗り込む気じゃないよね!?」
銀時「それなら好都合じゃねえか、大好きなあいつにお前の敵とってきてもらえよ」
A「ダメ!!!!あいつほんとに強かった・・・絶対勝てないよあんなん・・・」
銀時「お前も知ってんだろ。あいつの強さ」
A「知ってる、知ってるけど、それに・・・園田はあたしが殺す」
総悟が今日にでも乗り込むんじゃないか、そう考えたらやっぱり黙っていることなんて出来なかった。
A「ごめん、白夜叉止めないで」
あたしは重い体を引きずり外に出た。
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ほのぼのさん(プロフ) - はい!待ってます! (2017年11月30日 16時) (レス) id: bfa97d2632 (このIDを非表示/違反報告)
ここあ*(プロフ) - ほのぼのさんさん» ありがとうございます!!!!!ほんとに嬉しいです!!!あまり長く続けるの得意ではないので、できたら頑張ります!! (2017年11月30日 14時) (レス) id: 804ada280e (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼのさん(プロフ) - この作品読ませてもらいました!とても面白かったです!個人的に続編も見ていたいです! (2017年11月30日 6時) (レス) id: bfa97d2632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ここあ* | 作成日時:2017年11月27日 5時