元人斬りが恋する乙女!?【沖田総悟】

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銀時「･･･ぃ、･･･だい･･･ぶか･･･お･･･！」


ハッキリと聞こえないけど白夜叉の顔がぼやけて目の前にあった。


ここは･･･どこ？


A「！！」


意識をしっかり取り戻したあたしはバッと勢いよく起き上がった。


A「いったあああい！！」


銀時「バカか、バカなのかお前は！！こんな怪我しといて、んな勢いよく起き上がったらそりゃ痛いだろうよ！！」


1度起こそうとした体をもう1度寝かせ、あたりを見回した。


ここは･･･？


銀時「万事屋だよ。お前はうちの近くじゃないと騒ぎ起こせないんですか。コノヤロー」


そっか、あたしが戦ってたところ万事屋の近くだったんだ。


A「白夜叉、あたし初めて負けた」


銀時「こんな派手な怪我して、いったいどこの誰と殺り合ってたんだよ」


あたしは横にあった剣を手にしてそれを杖代わりに起き上がった。


銀時「おいおい、どこ行くんだよ」


A「あいつのとこ。負けっぱなしじゃいられないから」


銀時「何言ってんだよその怪我で！！」


A「それにあいつ、今噂になってる人斬りだから。あいつの標的はあたし、自分の標的に殺されるなんてすごく不様な死に方だと思うの！」


銀時「無茶だやめとけ！そんな体で行ってもお前に勝ち目はねぇ！！」


A「うるさい！」


あたしを止める白夜叉を振り払いあたしは剣を杖に精一杯歩いた。

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