坂の上の教室で…

雫が二十七粒 ページ32

Aside

貴「っはあーーーー!!!」


私は今、すっごく機嫌が悪い！


莉「何々、どしたの？Aちゃん」


貴「ん、中村ちゃん…だって転校生が来るんだよ〜？
面倒臭いったらありゃしない」


そう云って再び机に突っ伏した。


莉「大丈夫っしょ。さっきこっそり覗いて来たんだけど…」


貴「っておいおい！覗くなよ！」


莉「其れは置いといて、気の弱そうな少年に、
無口な女の子だったよ？」


何それ可愛い。


ちょい楽しみになってきた…！


貴「じゃあ期待してる」


そう残して眠りについた←


？「…きて、お…て！おきて…！A！起きなさい！」


貴「うぎゃっ!?」


茅「もう、やっと起きた！」


耳元で叫んだのは如何やらカエデのようだ。


貴「何ぃ？火事でも起こったぁ？」


欠伸交じりに声を掛けた。


茅「じゃなくて！転校生！ほら前！」


あ、転校生！ん？名前は…


なになに？泉鏡花、中島敦…うん、何処から突っ込もう。


取り敢えずは…


貴「敦いぃぃぃぃ！！！！！」


光の速さで突進し、抱きつく。


敦「わわっ！」


よろつきながらも受け止めてくれた。


貴「私、A！覚えてる？
孤児院で、熱が出たときに
看病してもらった！」


敦「ん？えっと…あー…」


この流れはまさか…！


貴「お、覚えてない…？////」


めっちゃ恥ずかしいやつだから、此れ！


敦「あ、あー！思い出した！うん、看病した！
あの後はもう大丈夫だった？」


貴「うん！あの時は有難う!!」


いやぁ、驚いた…


貴「敦が此処に来たのは、仕事？」


殺「あ、あのー…」


敦「あ、うん。会社の仕事で…Aちゃんは？」


貴「あ、うん。私もそんな所！因みに職場お聞きしても？」


殺「すいませーん」


ッチ、五月蝿ぇ！


そう思って銃を撃った。


殺「にゅやぁ〜〜〜!!!」


敦「えっとね、僕は…云っても良いのかな？」


若しかして…裏社会(こっち)に、傾いた…？


太「問題無いよ!敦くん！」


貴「ゴルァ！(蹴」


太「ぎゃーーー!?」


教室の壁に人型の窪みが出来た…。


敦「太宰さん！だ、大丈夫ですか…？」


貴「えっと、コイツが上司ってことは…武装探偵社に、
ついた、ってことかな…？」


ああ、如何しよう。


敦「あ、はい！いやぁ、何か懸賞金が掛かってるらしくて…
しょっちゅう襲われてるよ」


貴「！」


首領が、云っていた。


人虎は、捕獲しろって。


貴「ごめん、敦。私は、ポートマフィアなんだ。ごめんね？」

雫が二十八粒→←雫が二十六粒

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す