坂の上の教室で…

雫が十七粒 ページ20

Aside

ガミガミガミガミガミガミg((((ry


きゃー、こわぁい。


學峰さんのお説教は真夜中にいきなり銃撃戦が


始まるのと同じくらいこわぁい。


でも、銃撃戦になっても私に中らないから耳栓して


寝るんだよね。


噺戻すよ？


今お説教開始から２時間ね？ずぅーっと正座ね？ﾀﾋぬよね？


まあそろそろ終わると思うけど…


理「と、云う訳で、分かりましたか？」


貴「…誠に申し訳ありませんでした」


深々と頭を下げる。


理「次問題を起こしたら即お説教５時間の刑ですからね？」


貴「絶対問題起こしません！(即答」


ではもう良いですよ、と云われた。


やったー！お説教おしまいー！


扉に向かってスキップ。ガチャリ、とドアノブを回す。


貴「あ、忘れてた。理事長、テスト在りますよね。
その件について一つ宜しいですか？」


一応業務連絡(？)なので理事長呼び。


理「はい、何ですか？Aさん」


貴「どんな名門校だろうと、矢張り知識の差がありすぎまして…
私の問題だけ、理事長に作って頂きたいのですが、
宜しいでしょうか？勉強する気と云うものが全くと言っていい程
起こりません。どんなに難しくして下さっても構いませんよ。
其の点数を公表して下さっても構わない。」


理事長は少し考えた後、軽く頷き、口を開いた。


理「一人分だけで、良いんですか？」


貴「まあ…他の子たちには点数稼ぎをしてもらおうと思いまして。
理事長のお作りになった問題ならば、私も少しばかりは
楽しめるかと思いまして」


含みのある言い方…


簡単に云えば、どんな問題でも解ける。貴方と勝負したって


私が勝つ…ってところですね。



理「良いですよ、とびきり面白い問題を作ってあげます。
テスト後に泣きついてきても知りませんよ？」


貴「望むところですね！」



失礼します。と会釈して理事長室を後にした。


ーーーーーin教室
貴「遅れてすみませーん。」


ガラガラッと勢いよく扉を開け、間延びした声で


喋った。


中「ん…A、遅かったじゃねえか」


貴「中也！えへへ、理事長さんとお話弾んじゃってさぁ!!
あ、お説教もちゃんと受けたよ？」


芥「Aは本当に奴と仲が良いな。
今も１ヶ月に１回は会ってるのか。」


んー、最近は忙しいからねぇ？


貴「２〜３か月に１回かな？」


殺「待って下さい噺についていけません」


渚「Aさん、理事長と知り合いなの？」


其れを説明しなきゃいけないのか…面倒

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