坂の上の教室で…

雫が十六粒 ページ19

もうこれ過去編ってことで！
ーーーーーーーーーーーーーー
Aside

お茶を頂いてます。それとクッキーも。


私の目の前には確か…そうそう！学秀くんが座ってます！


齢に不相応な笑み。感情の見えない瞳。


貼り付けた様な表情の裏には、野心の様なものがちらつく。


此の子と私は、似た者同士だ。


誰かに勝ちたい、認められたい。


自分が、支配したい―――――――――――――――――


そんな感情の、持ち主。


――――――――――
Aside

理「A、如何かしました？」


貴「…うん、初めて会った時の事、思い出してた」


あの頃は光にも憧れていた。だから、浅野家での僅かな時間が


とても輝かしかった。何年も前の両親が居たときの記憶を


引きだすと、懐かしくもあった。


理「私は貴方の事、何者かと思いましたよ」


貴「でも、正体を云っても軍警に引き渡さなかったね。
今では感謝してる。ありがと、學峰さん」


理「いえ、あの子とも歳が近かったですし」


学秀とは、あれから仲良くなったんだよね


貴「嬉しかった。私は誰とも友達になんてなれないって…
思ってたから。有難う」


理「先程から其ればかりですよ？」


分かってる、そう云って軽く睨む。


でも、思い出したんだもん。凄く嬉しかった。


理「分かりましたから。さあ、早く続きを話しましょう」


こくりと頷き、理事長の向かい側のソファに座った。









お説教タイムかな…

雫が十七粒→←雫が十五粒

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す