エピソード1:大規模イベント ページ2
「新しいイベント?」
俺はある日、シノンに呼び出された。
「そう。GGOの世界観を利用した大規模イベントが二十八日から始まるの」
「だから?」
「一緒に来てって言ってんの!」
いきなり詰め寄られた。うう、顔が近い...!
「ちなみに失敗するとGGoはサービス停止。他のVRMMO世界まで攻め上るそうよ。」
「なんでそこまで...まあ、GGoはともかく、ALOが消えるなんて耐えられない!そうと決まったらさっさと行くぞ!」
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目を開けるとそこには曇天の闇に包まれた鋼鉄の街が広がっていた。
「...さて。」
俺は死銃から奪ったマントを脱ぎ捨て、バギーに乗り込む。見ると他のプレイヤーたちも首都の外周に向かって走り出していた。俺も負けじと、アクセルを全開にする。外周に付き、バギーを降りると、そこには無数の人だかり。
「あれが...エイリアンか....」
そこには5m程の身長の巨大な人間の姿をしたエイリアンの軍勢がいた。肌は金属質で、目は黒。虎に似た口からは鋭い牙が飛び出している。エイリアンは光線銃を構えた。そこから強力な光が放たれる。
「攻撃開始!」
誰かが叫ぶと共に、俺たちは次々に武器を構え、突撃を開始した。
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作者名:闇月 | 作成日時:2023年10月23日 20時