たまには流れに任せて ページ6
「つまり?」
どういうことですか?ん?
.
「つまり、囮捜査を頼みてーんだよ」
「囮、捜査」
.
・・・つまりは、私が囮となって・・
「大丈夫だ。心配しなくても
わざと拉致られりゃ、簡単に自然と被害者の
元へたどり着けるだろうから」
「・・・いや、全力で心配なんですけど」
.
また面倒な仕事を押し付けられたものだ。
「・・つか、なんで私?」
「消去法」
「あ?」
「・・・いや、逆にテメェ以外誰ができんだよ」
「隊長とかできそうじゃないっすか。
絶対女装とかいいですよ。
ウワー、ミテミタイナー」
「棒読みじゃねーか
つか、そんなきたねェもんみたかねェ」
.
いや、だって殺されるかもしれないし。
所謂潜入捜査であるから、もちろん刀は
おいて行くことになる。
.
「副長の全財産私につぎこむってんなら
この尊大な命かけてその任務やってあげても
いいですよ」
「・・・なんでそんな上から目線なんだ?」
「えらいから」
「しね」
.
副長がそこで紫煙をはきだし、辺りは
嗅ぎ慣れたその香
.
「・・まあ、平気だよ
お前が敵の商売現場突き止めた暁には
一番隊が粛清に向かう予定だから。」
「・・・あんま安心できませんねそれ」
つまり沖田隊長が先陣をきるわけで。
ということは、あわよくば私を消そうと
企むかもしれんのだ。
.
「・・・危険だ」
「心配いらねーですよ」
「うお!?」
「・・総悟、テメェなんで俺の部屋で作戦会議中に、俺に足向けて寝てんだ」
「いやだって土方だし」
「意味わかんねーんだよ!」
存在に気づかなかったが、
・・・まさかずっといたんですか。
.
「ま、心配ねーですよ。
気乗りはしねーが、テメェのそのちんけな
命は、ちゃんと助けてやらァ」
「誰がちんけだ」
.
まあともかく、仕事を断るなんてことは
できそうになくて。
「あーはいはい。ぼんきゅっぽんの美少女が
必要なんでしょ?しゃーないですね」
「なんか、むかつくな」
.
.
その流れ、
結局私の囮大作戦は決行されることとなった
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シュシュ(プロフ) - 忍霧さん» ですね!おめでとう土方さん! (2016年5月5日 20時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
忍霧 - 土方HPB!!!!!! (2016年5月5日 15時) (レス) id: f0b51b2c34 (このIDを非表示/違反報告)
結鈴(プロフ) - シュシュさん» 良いんですか!?え、神様!!お、お友達、よろしくお願いします!!(*°ω°*) (2015年12月2日 19時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - 結鈴さん» お願いします!お友達も、私で良ければお願いします!( ノ゚∀゚) (2015年12月2日 19時) (レス) id: 3d9f014fa5 (このIDを非表示/違反報告)
結鈴(プロフ) - シュシュさん» では、お言葉に甘えてぜひぜひ描いちゃいます!!あれ、言葉がおかしいようなおかしくないような…←← 明日、明後日までに仕上げて投稿します!!ヤッホゥイッ(>∀<ο)それと、そのー…お友達になれまてn…(かんだ)ゴッホンえと、お友達になれませんk((殴 (2015年12月1日 16時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュシュ | 作成日時:2014年11月9日 19時