堅苦しい話は空気でわかる ページ3
ー沖田サイドー
「・・・で、報告ってのはなんだ?」
「土方さんの葬式希望日を
聞いときたいと思いましてねィ」
「死ぬか」
.
まあ、それは冗談として、だ。
現在、2度目となる土方さんへの報告会
.
.
「ーー・・・あるらしいですよ、あいつ」
「・・は?」
.
俺の言葉に、首をかしげる土方さん
「主語と目的語をつけろ」
.
俺の中での、正体のわからねェストッパー
・・・それを無理やり投げ捨てて。
.
.
「・・・Aの話でさァ」
「は?
・・・つまり、人殺しをってことか」
「ええ」
.
見開かれた土方さんの目
「奴が自分でいったんですぜ?馬鹿でしょ」
.
鼻で笑う。
・・・本当に奴ァ大馬鹿者でィ
.
.
「・・・なら、話は終わりだな」
しょっぴくぞ、と。
.
.
「はぁー・・ったく。
土方さんは気が短くていけねェや。
俺の話はまだ終わってませんぜ」
「ああ?」
.
今から奴をブタ箱に放り込むつもりは
俺にゃ毛頭ねェわけで。
.
.
「・・・あいつは、自分がこの組織で
監視されてることにすら気づいてたんです
それなのに、逃げることもせず、真面目に仕事こなして、・・・挙句自首ときた。
・・・おかしかねーですか」
「・・まあ、たしかにな」
.
・・・さて。土方さんを説得できるかどうか
.
「あいつにゃ謎の部分も多い。
いつも淡々としてるせいで、何が真実かみえねぇ
・・・その自首ですら嘘かもしれねェ」
そんな俺の言葉に、土方さんの目が
鋭い光を見せた
.
「つまり総悟、テメェはまだ蒼寺を
逮捕すんのは早ェ、と?」
「そういうことです」
.
もう少し、監視は必要だと訴えれば
.
「・・しかし・・そろそろ上からも
催促がくるぜ」
「それはあんたが命はって
誤魔化しといてくだせーよ」
「どさくさに紛れて暗殺しようとすんじゃねぇ」
.
土方さんのはいた紫煙を目でおった。
・・・奴の顔が思い出されて、
.
「・・・気分悪ィ」
.
そんな俺の様子に、今度は
大きなため息が聞こえた
.
.
「総悟、お前
.
・・・蒼寺に惚れたな?」
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シュシュ(プロフ) - 忍霧さん» ですね!おめでとう土方さん! (2016年5月5日 20時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
忍霧 - 土方HPB!!!!!! (2016年5月5日 15時) (レス) id: f0b51b2c34 (このIDを非表示/違反報告)
結鈴(プロフ) - シュシュさん» 良いんですか!?え、神様!!お、お友達、よろしくお願いします!!(*°ω°*) (2015年12月2日 19時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ(プロフ) - 結鈴さん» お願いします!お友達も、私で良ければお願いします!( ノ゚∀゚) (2015年12月2日 19時) (レス) id: 3d9f014fa5 (このIDを非表示/違反報告)
結鈴(プロフ) - シュシュさん» では、お言葉に甘えてぜひぜひ描いちゃいます!!あれ、言葉がおかしいようなおかしくないような…←← 明日、明後日までに仕上げて投稿します!!ヤッホゥイッ(>∀<ο)それと、そのー…お友達になれまてn…(かんだ)ゴッホンえと、お友達になれませんk((殴 (2015年12月1日 16時) (レス) id: 68ab6cfdb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュシュ | 作成日時:2014年11月9日 19時