【銀魂】表裏一体偽り根性

説教の最後の締め言葉 ページ19

「・・どうしたィ。ぼーっとして。」






「・・・乙女の考え事に口つっこまないで
もらっていいですかね」





「どこに乙女なんざいるんですかィ」

「死ね」





．






坂田銀時という胡散臭い男・・もとい万事屋に
調査を頼んだ。


・・・もちろん、なけなしの給料も渡して。





．






．







「・・まあ、私自身がそれくらい
焦ってるって証拠、か」





．





猫の手もかりたい気持ちだったんだろう。
何だとしても、すがれるものには
すがっておきたかった。



・・その結果の"猫"があの天パである。





．






．






「A、」


「だから何ですか」






「・・いや、土方さんに呼び出し
食らってんだろィ。そろそろいかねーと。
あの人ァ短気ですからねィ」



「あー、そういやそうだったですね」






．






大方、昨日の件である。
もちろん、会議すっぽかしたことについて。





．






．






ーーーーーーーー
ーーーー

「んで？どういうつもりなんだテメェは」



「いや、昨日は気乗りしなくて」

「んなこたァ関係ねーんだよ！
全員参加の大事な会議なわけ！わかる？」






なんか、少しおネェが入ってるよ副長






．






「大丈夫ですよ。今から副長が
説明してくれればいい話ですから」

「どこが大丈夫？何も解決してねーだろうが！」






「んじゃ土方さんが死ねば
一件落着でさァ」



「いや俺が落着しちゃってっけどそれェェ！？つかなんでいるんだよテメェは！？」





．






・・・うん。なんとも話が進まないというか。






．









．








「・・・ったく、テメェは研修中なんだぞ
しっかり組織のために尽くせ」



「すんません。私忠誠心とかいうもん母ちゃんの
腹ん中に忘れてきましたんで」

「取りに戻れ。そして一生誕生するな」





．






．






・・・聞き慣れた説教ではあるが。

副長の一喝も、私と沖田隊長のせいで薄れてしまい。



結局、






．






「次やったら切腹だからな」


「はいはーい」






・・・という、絶対守られる術のない約束をかわして、説教は終わったのだ。

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