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キラッキラ ページ7

ぴたり、一時停止した後、「・・へー、そりゃ変わってんな」と一言応答した銀さんに「そうですか」となんとか普通に返した私だったが。




(・・・何をほざいてんだ私は)




次の瞬間には、後悔の波が押し寄せて来ていた。

今のって告白にカウントされないよね?
惚れてるなんていう重大案件を、そんな軽々しく
伝えるようなことだけはしたくない。

銀さんの様子は今の所普通に見えるし、セーフかな





「ーーお、今日も並んでんな」

「・・さすが人気店」




目の前に現れた店の前にできるのは、
キラキラ女子の行列。ちらほらと男性も見えるが
大抵は女の子と手をつないでいた。

こんな中に、私達のようなただの仕事上の関係を
もつ男女が紛れていいものなのか。





「このチケットがありゃ、並ばずに糖分に
ありつけるってことだろ」

「まあそうですけど。・・何だか糖分っていうと
ズッコケそうになるのでスイーツと言って下さい」

「糖分だな」
「何のこだわりですか」




・・まあいいや。楽しそうだし。

くすりと漏れた苦笑はそのままに、
私達は行列を突っ切り、店の扉を開ける。
遊園地もそうだけど、フリーパスチケットとは
なかなかに便利な代物だ。








「ーーー・・すごい」



一気に広がる甘い匂い。
販売用のスイーツが並ぶショーケース。
色とりどりの店内に負けないくらいカラフルな
スイーツが顔を連ねていた。

その奥の机上に並ぶスイーツ達は今から私達の口に
飛び込むためのものだ。







「ーースイーツバイキングご利用のお客様ですね!
こちらにどうぞ!」



おまけに店員までキラッキラだ。
なんたる境地。私達は今どこの世界にいるんだ。


机に通されるや否や、銀さんは立ち上がり、
お皿を手に取った。そりゃ時間制限もあるし、
早い所食べ出すに越したことはないか。

そう納得して、私もお皿に手を伸ばして。


スイーツバイキング及び、銀さんとのタイムが
幕を開けた。

暴かれた真実→←ド忘れ



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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , ギャグ   
作品ジャンル:アニメ
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シュシュ☆☆(プロフ) - ニーナさん» ありがとうございます!無事、完結です!ノロノロ更新でしたが、気長にお付き合いいただき、最後まで目を通してくださり、ありがとうございました! (2018年4月2日 21時) (レス) id: ad40a3ccd1 (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ(プロフ) - 完結おめでとうございます!寂しいですが、最初から最後まですごく面白くて、きゅんきゅんさせて頂きました。次の作品にも期待してます。これからも頑張ってください! (2018年4月2日 19時) (レス) id: 6963555a72 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ナギさん» ありがとうございます!嬉しいお言葉、ありがとうございます!最後まで駆け抜けますので、どうぞ最後まで、よろしくお願いします! (2018年3月8日 11時) (レス) id: ad40a3ccd1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - まこさん» ありがとうございます!楽しんでいただけていれば幸いです!物語も佳境です。最後までお付き合いいただけると嬉しいです! (2018年3月8日 11時) (レス) id: ad40a3ccd1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - みーるさん» ありがとうございます!新八と神楽は、きっと勘付いてニヤニヤしてるんでしょうね…!笑。密かにサポートしてたり…?私も気になってきました!頑張ります! (2018年3月8日 11時) (レス) id: ad40a3ccd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュシュ☆☆ | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年2月19日 0時

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