【銀魂】難あり波もあり

よろこぶべきか ページ18

今日はエアコンの掃除。少し先に訪れる夏に向けて準備をしようというわけで。

例と違わず、今回も万事屋の面々が顔を揃えていた







「ったくよー、これくらい自分でできんだろ」

「掃除は苦手なんです」


「銀さん、仕事なんですから文句はなしですよ」

「そうアル。ていうか、Aに会えるからって
朝から機嫌よかったじゃねーかヨ」

「ッ、勝手なこと言ってんなよクソガキ！！」




来訪するなり何なり、「脅迫されたアルカ」と
神楽ちゃん。「いいんですか？天パ取ったらゴミしか残りませんよこの男は」と新八くん。

何でも、私たちの関係性について募りまくった疑いを私にぶつけてきたらしい。


残念ながら、告白したのは私の方からだし、
脅迫の覚えもない。そんなことを始終伝えたあと、
煮え切らない様子で納得してくれた二人。

いやはや、悲しいくらいに信用皆無の社長である






「でも驚きましたよ」

「お、お騒がせしました」

「A、腰が立たなくなったらすぐ私にいうヨロシ
このフニャフニャのんまい棒なんか蹴飛ばすアル」


「あはは、・・その時はよろしく」
「てめっ、誰のナニがふにゃけてんだ！！」


「ちょっとォオ！あんたら仕事してくださいよ！」




下品な会話にも免疫がついてきたことを
嬉しく思うべきか、末期だと考えるべきか。

いや、この人たちと一生付き合っていくってんなら
喜ぶべきかもしれない。




通常の倍の時間をかけて掃除を終えた三人に、
一服のお茶をいれるまで、あと数時間。

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