話を掘り返す ページ31
「お、お前何でここに・・・あ!
まさか私のストーカー・・・!?」
「テメェと一緒にすんな」
期待を込めて聞いてみたが、即座に却下された
・・ですよねー
「言っとくが、テメェが後から来たんだぜィ。
俺が先にこの店に入ってたんだからな」
「照れるなよ」
「照れてねーよ」
そこまでずっと黙っていた猿飛は、
私たちのやり取りを見ていたらしく。
そこで大きなため息をついた。
「まだまだたどたどしいわね。私と銀さんの
ような、もう長年連れ添った夫婦の密接感には
まだほど遠いわ!」
「・・・おい雌豚。この女万事屋の旦那んとこ
のへ◯スだろィ。何でここにいるんでィ」
突然騒ぎ出した猿飛に、沖田の冷たい視線が
移動する。
そしてさらりとした雌豚呼び。匠の技だ。
「猿飛は、ほら!私の親友だから」
「坊や、あなたなかなかいいS感じゃない!!
でもへ◯スとは聞き捨てならないわね。私は
銀さんの【自主規制】・・」
「さすがお前の親友。こいつもヤバそうだな」
私の親友がヤバそうだという根拠はいささか
理解できないが、この際それはよしとしよう
「今ここにいるってことは、
沖田は昼休みか?」
「ああ。昨日ちょいとした賭けに勝ったんでィ
その結果、土方コノヤローに昼飯奢らせる
ことになったんで、今野郎の財布を
空にしてやろうと頑張ってるところでィ」
にやりと黒い笑みを浮かべる沖田が座っていた
席に目をやると、・・・なるほど
鬼の副長が硬い表情で財布を開いている
灰皿に溜まっている吸殻の量がハンパない
かなりストレスを抱えている証拠だ
「ーーーーで、話を元に戻すんだが」
「・・・私たち、何か話してたっけか?」
沖田の提案に首をかしげる私に、
そいつはまた一段階、笑みを深めた。
「テメェが処女だとか処女だとか処女だとか
いう話でィ」
「おっと!?」
そこを掘り返すか?
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シュシュ☆☆(プロフ) - あきなさん» ありがとうございます!読んでくださって本当にうれしいです!楽しんでいただけいれば光栄です! (2016年8月8日 11時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
あきな - 完結おめでとうございます!シュシュさんの作品好きすぎて全部読みました!全部好きです!これからも頑張ってください新作楽しみにしてます! (2016年8月8日 9時) (レス) id: 1d040332a1 (このIDを非表示/違反報告)
銀晋豆腐(プロフ) - シュシュ☆☆さん» お疲れ様でした!新作、楽しみにしています(^^)/ (2016年8月2日 19時) (レス) id: fecd2e8dd8 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ゆうゆう^^さん» コメントありがとうございます!またどこかで番外編集みたいなものも作ってみたいと思います! (2016年8月2日 9時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 槊さん» コメントありがとうございます!何とか完結です!沖田くんがかっこ良くかけていれば幸いです!最後までおつきあいいただけき、ありがとうございました! (2016年8月2日 9時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュシュ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月23日 23時