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ひとまず解決 ページ42

[ーーーA、一番奥の席に座ってる客。
鞄ゴソゴソ漁ってやがる。
目線も普通じゃねェ。どうぞ]

「・・了解」





やっと終わる。
さっさと片付けたい一心で、その男に急接近。


もうどうだっていいよパンツくらい。
バーゲンで3枚組500円で買った超安物だから









チラリと伺えば、確かに鞄が
不自然な方向に傾いていた。



・・・そして。



















「あ、レンズ見えました。カメラ入ってます」
[おまっ、近づきすぎ!!]




変に慌てた銀時の声がして、その後ドタバタと
こちらへ向かう足音が聞こえた。



















「ーーーはいはいお兄さん、ちょいとその鞄
見せてもらってもいいかね?」





得意げに刑事をきどりつつの登場。
きょどる犯人を見て、心底楽しそうだ。

・・全く、この時ばかりは生き生きしてる。


















ーーーーー
ーー


奉行所の人たちがきて、ひとまず事件は
解決という形になった。







「・・・気分悪い」

「だ、大丈夫ですか?」

「このくらいで根を上げてどうするネ。
まだまだ私には程遠いアルナ」





私はというと、最初の外出の時と同様、
体調を崩してしまった。

とんでもない倦怠感と吐き気に苛まれながら
とりあえず、やっと終わったんだと安堵の息。









「ーーーっ、つめっ!?」
「お疲れさん」





突然首元にぴたりと触れた冷たい何か。
振り向けば、銀時の手にコーラが握られていた






「・・・どこ行ってたわけ?」

「カメラの中の確認」

「はあ?」




もしやと思うが、こいつパンツに興味が
あるのだろうか。撮り貯められたそれを
見に、関係者の立場を利用して立ち会ったのか








「「「・・・最低」」」




おそらく同じことを考えていたであろう新八、
神楽と、セリフが綺麗に重なった。





「何勘違いしてんだテメェら!!」





それに対して、お怒りで抗議を示すそいつ。








「ったく。・・元はと言えば、そこのバカが
無茶するからだ」

「は?私?」




そこのバカ、という視線は、確実に私を
捉えていた。何とも納得しがたい。









「つまりだな、


ーーーお前のバーゲンパンツが
写り込んでねーか、確認しに行ってたんだよ」

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 万事屋   
作品ジャンル:アニメ
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シュシュ☆☆(プロフ) - 銀晋豆腐さん» ありがとうございます!お付き合い感謝です!新作も頑張ります! (2016年6月29日 7時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます!次回作も気合い入れて書きます! (2016年6月29日 7時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - キングさん» ありがとうございました!応援のおかげで無事完結できました!本当に感謝でいっぱいです! (2016年6月29日 7時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ☆☆(プロフ) - 紫蘭さん» ありがとうございます!嬉しいです!もし暇なお時間ありましたら、またお付き合いいただけると幸いです! (2016年6月29日 7時) (レス) id: 61b42241f1 (このIDを非表示/違反報告)
銀晋豆腐(プロフ) - 完結おめでとうございます!新作も頑張ってください!応援しています! (2016年6月29日 6時) (レス) id: db3ea65abc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュシュ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年6月9日 22時

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