【銀魂】先天性ブラックシンドローム・続

気恥ずかしさ ページ1

ー銀時サイドー



「はよ」

「・・・おはよう」





妙な告白押し付け劇から一日経った今日
俺たちは何とも言えない気恥ずかしさに
襲われていた。







「・・・あれ、銀ちゃん何してるアルカ。
何で床でご飯食ってるアルカ」

「いや、・・何となく？」


「Aは何で台所で食ってるアルカ。そこ、
この前銀ちゃんが二日酔いでゲロってたヨ」

「・・・ああ、そうなの」





反応薄な俺たちにため息をついて
神楽は黙って飯を食い出した。






「お、おいAお前あれか。もしかして
緊張してんのか。まじで？」

「はあ？そんなわけないでしょ。緊張してんの
はそっちじゃないの？目尻ヒクついてるわよ」

「テメェこそ乳しぼんだんじゃねーの？」
「なんだとクソ天パ」





憎まれ口を叩いちゃいるが、
その間も一切目は合わず。

互いに泳ぎまくったそれは
もはや滑稽なほどである。・・・と、






.








.








「ーーーお前ら、・・イチャつくなら
どっか他でやれヨ」
「「イチャついてない！！」」

「私を挟んで低レベルな痴話喧嘩すんなって
言ってんだヨ愚民どもが」






一つ、ドスの効いた声。

パチン、と箸をおく音と、
厠の扉が乱暴に閉められた音が響いた。







.









「・・・・・あいつ、寝起き機嫌悪ィんだよ」

「いや、そういう問題？」

気合→

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