WE STORIES 2

ヒーロー 4 ページ49

濱田







「セーフ、危なかったぁ」







橙「はっ、ひゅっ」







「まずおっきく息しようか」







2人でズルズル座り込んでたから

キャストさんに声をかけられる。







キャスト「何かお手伝いできることは

ありますか？」







「あ、あのあんまり人目につかないように

してもらってええですか？」







キャスト「了解です」







さすがは夢の国のキャストさん。







何かを隠してます感を出さずに

人目につかないようにしてくれた。







「吸入無くなっちゃった？」







橙「、ん」







「はい、これ飲んで」







水を渡して正常な呼吸に戻ったところで

キャストさんにお礼を言う。







「ありがとうございました」







「とんでもないです。こちらこそすぐに

気づくことが出来なくてすみませんでした」







なぜだか謝られたけどもう一度お礼をして

そのまま照史をおんぶしてホテルに向かった。







「体調が良くなかったら言うって

約束やったよな？」







橙「ごめん。

でも崇裕はいっつも助けてくれるから」







「好きな人のピンチに助けに行くのが恋人やろ」







「崇裕は同期やけど同期やなくて、

恋人やけど恋人やない。



俺のヒーローやから」







ヒーロー







いつもよりかっこよく聞こえるのは

照史と夢の国のせいにしておこう。






fin

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お待たせした上に内容変更してすみません！

いつかリベンジさせてもらいます

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