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…ここはどこだろう…
真っ暗な部屋、
なんだか見覚えのある天井、
いつも感じる息苦しさ、
誰もいないはずの家から何故か聞こえる声、
声の方に目を向けると僅かに光が漏れていた。
…なんだろう？ちょっと行ってみようかな…
怠い身体を起こして光の方へゆっくり進むと、ドアが現れた。
光が漏れていたのはドアだったようだ。
ドアに近づくと、断片的だが何やら声が聞こえてきた
？「……た…？……な……いめ…！」
？「……お………わ……いん……」
彼は3人がいるのかと思い、ドアを開けた
ｶﾞﾁｬｯ
ｷﾞｨｨｨ
…てご？…ます？…こやま？…いるの？…
ドアを開けると光が溢れ、真っ暗な部屋にいた彼の視界は白く染まった
段々、目が部屋の明るさに慣れてくると、人が立っているのがわかった
？「なにあんた、まだ起きてたの」
忘れもしない、いや忘れることのできないその声で、彼の視界がぱっと開けた
開けたと同時に彼の視界にはその声の主が映った
……っひゅっ！！！……あ…あ……
？「なによ。また過呼吸？私の顔見ただけでなるなんてなんなのよ！！！」
？「ほんとこっちの身にもなってくれよ。お前のせいで俺らがどんだけ大変か…」
………お、おかあさ…
………お、おと、うさ…
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作者名：未翔 | 作成日時：2020年1月16日 1時
