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「崇裕くん、来たよ」
濱「こっちおいで」
そう言って、崇裕くんの
部屋に案内される
濱「飲み物取ってくるわ」
「ありがとう」
崇裕くんが部屋から
出ていった直後に
小瀧先輩から着信。
「もしもし、どうしたんですか？」
望「いや… あの…」
「何かありましたか？」
望「やっぱり何でもない。
ごめんな？」
電話を切られる
何だったんだろう？
どこか悲しげな声だった。
濱「はい、オレンジジュース」
「ありがとう」
濱「で、Aはどうしたいん？」
「えっ？ 何が？」
濱「悩み事があったから
ここに来たんやろ？」
やっぱり崇裕くんは
知ってるんだね
「ねぇ、崇裕くん」
濱「ん？」
「大毅くんのこと知ってるでしょ
私たちに何があったのかも」
濱「…おん、全部知ってるで」
「じゃあ教えて？」
濱「おん」
「何で大毅くんは
私なんて好きになったの？」
私がそう言うと
崇裕くんは私の目を見て
濱「好きに理由なんて
必要なんやろうか？」
「えっ？」
私が求めていた
答えではない
答えどころか問いかけ。
濱「好きになってしまったら
妹だろうが誰だろうが
仕方ないんちゃうかな」
全てを知っているような
目をして言う
「好きに理由なんてないの？」
濱「理由なんていらないんや」
そう言われても分からない
私には兄を好きになる
そんな勇気、どこにもないから。
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涼愛 - 何回も、泣いてしまいました！凄く良かったです！ (2019年11月10日 3時) (
レス) id: e053c09d8e (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - シゲが押し倒すシーンがとても最高でした！ (2018年4月16日 20時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
れんこ - 14めっちゃ面白いです、、 (2018年4月6日 13時) (レス) id: 3120da164d (このIDを非表示/違反報告)
３６９ - すごくワクワクしながら見ていました。すごく楽しかったです。ありがとございました。 (2017年8月17日 4時) (レス) id: 3b6d2d3bfe (このIDを非表示/違反報告)
萌 - 面白かったです。お疲れ様でした (2017年6月10日 18時) (レス) id: c6dc4ff623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てちまな
| 作成日時：2017年5月3日 21時
