【赤髪の白雪姫】紅く色づく銀世界

#43 リリアス組VS王城組 ページ44

＊・白雪side・＊


リ「あ、いた。白雪さん。
キリトが終わったら外に来いって」

白「リュウ！」



仕事場に戻り、リュウと2人で残ってた仕事を終わらす。



白「いろいろありましたけど リリアスでの務めも
もう終わりですね、リュウ」





＊・＊・＊・＊・＊





ばしゃっ



リ「...！？」

キ「ははははははっ よけろよこんくらい！」

リ「何？」

キ「何って！！雪合戦だよ！基地作って遊ぶぞ」

リ「え？遊びなの？」

キ「お、おまえ何者なんだよ...



白雪の姉ちゃん！A！
こいつ雪合戦知らないとか言うんだけど！？」

白「『え？』」

キ「いーからリュウも投げてみろって！こう！」



パンッ！ .....ﾊﾟｼｭｯ


オ「陣地取りの遊びだっけ？」

リ「オビさん」

オ「なら俺が番人を務めようか キリ坊。
王城組ってことで」


キ「...いいけど、今蹴ったの姉ちゃん達に飛んだよ」

オ「あれ！？ごめんお嬢さん達」


『任せて！こっちに飛んできた流れ雪玉は
白雪にかかる前に防いだわ』

白「...Aがバッ！と前に出てバッ！と手刀で雪玉
さばいてたよ...かっこいい」


『えへへ〜にしても、リリアス組VS王城組でやるなら...
私はリリアス組だから 白雪はリュウが護らないとね？

2人はキリト達に任せて...ふふっ
私があのおっかない人をやっつけるわ！』



ビシィッ！とオビを指さし宣戦布告をする。







結果は見事勝利。

最初オビは2人を守りながらも私の雪玉を防ごうとしてきたんだけど...

キリトと友達が早々に白雪とリュウに雪玉を当ててくれ、
そこからはもうオビに総攻撃。

隙を狙って投げた私の雪玉が オビに的中。


大人気なかったかしら？と皆の様子を見てみたけど、
楽しそうに笑う顔しか見られなかったから良かった。



オ「おーい」

白「お三方ーー」



白雪とオビが少し遠くで見てたゼン達3人の所へ向かう。
全く気付かずはしゃいでた...

今の戦い見られてたかな、かなり恥ずかしい。


上着のフードを深く被って顔を隠した。

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