#42 やっぱり気になる ページ43
クラリネスに来てから初めて出来た友人。
それが国の第二王子なんて、我ながらびっくりよね。
*・オビside・*
『再びお会い出来て光栄です、ゼン殿下』
花開いたようなふわっとした笑顔を向けるA嬢。
お嬢さんの予想通り、主とA嬢は知り合いだった。
『木々さん!ミツヒデさんも!お久しぶりです!!』
木々嬢達と再会のハグしてるし、仲の良さは相当だねえ。
さっきの俺達と全く同じ感じになっちゃってるよ。
白「ゼン、Aと知り合いだったね!」
オ「そうだね。まぁ城で薬剤師してるって言ってたしね」
『うん。ゼンは城で唯一の同い年だったから、すぐ仲良くなれたの。休憩中、よく木の上で話したりしたわ』
ゼ「懐かしいな。
リリアスでは木登りはしてないのか?」
『当たり前でしょう!ゼンこそ、また城壁から落下とか...
まさかしてないでしょうね??』
お互い からかうように昔を懐かしむ 2人。
ほんと、気心の知れた友人同士って感じだ。
『でも驚いたわ。オビの主ってゼンなんだね』
オ「そーそー。ほら、第二王子付き伝令役ってね」
『おぉ〜』
身分証の文字を見ようとじっと寄ってくるA嬢。
(ちか...)
『白雪とは、どういう関係なの?』
白「Aとおんなじだよ。友人!」
ゼ「クラリネスの森で偶然知り合って、な。
まぁその話は またゆっくり聞いてくれ」
『えぇ、そうね。私もう戻らないとだし』
白「では私も、少し仕事に戻ります」
オ「んじゃ 俺は主達と」
ミ「白雪、A、あとでな〜」
*・*・*・*・*
(A嬢、ウィスタル城に知り合い多すぎでしょうよ。
あーびっくりした。近いし)
オ「あ、そうだ旦那ー。あの人、主とめっちゃ仲良い感じでしたけど、もう何年ぐらいの付き合いなんですか?」
ミ「Aか?あーー...Aが城に来て少し経ってから
だから、4年ぐらいじゃないか?
リリアスに移った間も含めると もう6年前か...」
オ「おぉ...結構長いんですね!
A嬢はなんでウィスタル城に来たんですか?」
ミ「............」
(ありゃ。ミツヒデさんに冷たい視線で見られちゃったよ)
ミ「...オビ、Aのこと探ってるのか?」
オ「ははは、まあそうですねー」
ミ「Aが話してないなら、俺からも言わないからな。
本人の口から聞けよ」
(探り入れてるの見事にバレたなあ。
A嬢の秘密...それと関係あるのかねえ...)
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りち(プロフ) - Mizunaさん» ありがとうございます!エールとっても嬉しいです...!✨️ ご期待に添えるよう精一杯頑張ります (2023年2月3日 5時) (レス) id: 20e5e2012a (このIDを非表示/違反報告)
Mizuna(プロフ) - 続きを楽しみにしています!頑張って下さい! (2023年2月3日 0時) (レス) id: 0ed3c8b7be (このIDを非表示/違反報告)
りち(プロフ) - さくにょさん» コメントありがとうございます!完全初投稿でオリフラも分からずにいました。ご指摘、感謝致します( 'ᵕ' ; ) これからも頑張ります💪 (2023年1月24日 22時) (レス) id: 4131e1e839 (このIDを非表示/違反報告)
さくにょ(プロフ) - コメント失礼します!赤髪の白雪姫好きなので嬉しいです!おりふら立っちゃってますよ💦応援してます! (2023年1月24日 21時) (レス) id: b15bd042db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りち | 作成日時:2023年1月11日 23時