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そして私たちはずっと尾行。たまに買い食いしたりして、数時間が経った時だった。



「あれ、お前ら何やってんだ?」


「あ」


『せせせセミセミさん!!!!!?』



私服のダサい、奴の登場である。



「デートです」


「え」


『太一それだと私とお前がデートしてるみたいじゃないか。違いますセミセミさん、尾行です!』


「尾行?」



と、私はセミセミさんに一連の流れを説明する。



「なるほどなー…って尾行はダメだろ!犯罪だぞ!」


『しーーーっ!バレますよ!!!大丈夫ですよ私と太一尾行の常習犯ですし』


「いや大丈夫ではねえだろ…」



セミセミさんは私服ダサい以外は常識人故、こういうことは絶対怒るだろうなと思ってたけど案の定怒られた。



「瀬見さんも一緒にします?」


「は!?いやいいよ俺は」


『え、しないんですか?というかこっちに何か用事あったんですか?』


「まあ少し買い物をな…もう用事済んだけど」


『じゃあ一緒に尾行しましょ!』



セミセミさんは私たちの尾行を止めるでもなく、ただ一瞬躊躇ったのち私たちの道連れになった。



「つーかいいのか?お前。白布のこと好きなんだろ?」



と、ポカリを飲みながら先日の太一と同じ質問をするセミセミさん。



『私は白布が見れれば幸せです!』


「…そうか」


『あ、隊長、星に動きが!』


「よし、追うぞ!」


「何やってんだホントに…」



呆れるセミセミさんを交え、尾行継続。

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作者名:Blue Leaf x他2人 | 作成日時:2017年1月28日 9時

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