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私は今日この日の為に
生きてきたのかもしれない。
「初めてだね、Aとの仕事」
「ええそうですねくれぐれも私に素顔は晒さないでくださいね」
「ふはっ…めっちゃ早口」
「あ…でも見たいは見たい…外してもいいですけど、私と目は合わせないで下さいね！」
「えーワガママ」
何とでも言うがいい。
横で唇を尖らせている五条先生。可愛い。
伊地知さんから二人での仕事を伝えられた時、
夢ではないのかと頬を抓った。
痛かった。
基本は各学年でそれぞれ祓いに向かうのだが、
何故か今回は、
五条先生と私で。
…ちょっと待って。
特級が受ける仕事レベルに私必要？
「先生の足手纏いになるの見え見えですけど…大丈夫なんですか？」
「んー、Aが居るくらいでちょうどいいんじゃない？」
「ほほう…さすが最強」
「まぁ今回は僕が無理やり通したんだけどね」
どういうことだろう？
聞いても教えてくれる様子はなく。
頑張ろうねー
と、いつもの調子で現場へと足を進めた。
私の階級は、準一級。
もうすぐ一級じゃん！って思われるかもしれないけれど、
一級まではほど遠い。
七海さんみたいに強くてカッコいい一級術師に、
私も早くなりたいなぁ。
「危なくなったら僕が守るから、心配しなくていいよー」
「うっ…そんな紳士みたいなこと言うのやめて下さい」
「やめてくればっかりじゃん」
たまには素直に好きって言ってよねー
なんて。
そんな事を言ってのける先生が憎たらしい。
言えたら苦労しない。
ため息をついて、ふと気付く。
そもそも私は五条先生の顔が好きなのであって、
五条先生が好きなわけではない。
素直に言うとしたら、
『五条先生の顔が好き』、のはず。
「そろそろ手に入れといたがいいかなー…」
「？何か言いました？」
「ほら、来たよ」
「っ！！」
陰から現れた呪霊に、身構える。
ポン、と私の頭に手を置いた先生は、
リラックスだよ、と
耳元で小さく囁いた。
おかげて心臓が煩いよ。
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調剤事務員(プロフ) - 結局,完結されないまま終わるのですね。 (2022年2月16日 10時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
manapple(プロフ) - お疲れさまです(^o^)いつまででも待ってますよ☆ユリア様のペースで頑張って下さいね！ (2021年5月10日 15時) (レス) id: 6c2aa07252 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - manappleさん» 夏油先生にしちゃいました！笑 頼れる兄貴分はお話書く上でもとても助かります笑 (2021年4月12日 18時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
manapple(プロフ) - 夏油さんだー！(´∀｀)ユリア様ありがとうございます！宇髄さん然り頼れる兄貴分が好きなんですw (2021年4月11日 16時) (レス) id: 6c2aa07252 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - tomiyさん» ありがとうございますー！！嬉しいです｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ それはもうラブラブな時間をお届けしようと思います！ (2021年4月11日 10時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア
| 作成日時：2021年4月3日 7時
