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呪術高専2年


七瀬A。ピチピチの17歳。



こう見えてそこそこ呪術師として実力もある。




呪霊を祓い、


祓い、



祓う。





そんな充実した毎日に、

もう一つ。


新しい時間が加わりました。





「今回の任務は、Aなら何の問題もないと思うけど…一応、油断はしないようにね」

「分かってますよ、油断なんてしたことないです」

「くれぐれも、無茶はしないこと。もしAが五体満足で僕の所に戻ってこなかったら……」

「……こなかったら…?」

「この世界の終わりだと思ってね」

「いや話のスケールデカすぎて訳分からないです」

「呪術師辞めさせて一生外出さねぇ」

「唐突な俺様五条悟…っっ」





眺めているだけでよかったはずの、先生が。


……私の恋人になりました。



顔面国宝、

こんな綺麗な顔を間近で拝めるなんて、

同じ時代に生きててよかったと感謝していた…少し前の私。



私だけが、その顔に触れられる日が来るなんて。


思ってなかったでしょ?





意地悪で俺様で、

…でもやっぱり優しくて、本当は寂しがりで。



そんな、“五条悟”が。





「……せんせ」

「なーに?二人きりの時は“悟”って呼んで欲しいんだけどなぁ」

「だいすき」

「…………、は、ぇ…う、ん?」





心底驚いたように目を見開いた後、
ぶわぁっと一気に顔を赤くした先生。


イケメンの赤面……萌える。





「…ちょ…っと、不意打ちはズルくない?」

「いつもの仕返しです」

「……キスしてもいい?」

「…目隠ししてくれるなら?」

「無理。見たい」

「私の目が弾け飛ぶけどそれでもいいんですねそうですか!!!」

「いいから黙ってろよ」

「っ……!」





がぶ、と噛み付くように塞がれたそれに、

私は観念したように目を閉じた。





「……もう、そろそろ…離して、」

「悟愛してるって言ってくれたらいいよ」

「…サトルアイシテル」

「うーわ目が死んでる」

「ほんとに!もう任務行かなきゃだから…っ!」

「はいはい、…あーこのまま抱きてー」

「自重してくれます!?」





まだまだ慣れそうにはありません。










END



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調剤事務員(プロフ) - 結局,完結されないまま終わるのですね。 (2022年2月16日 10時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
manapple(プロフ) - お疲れさまです(^o^)いつまででも待ってますよ☆ユリア様のペースで頑張って下さいね! (2021年5月10日 15時) (レス) id: 6c2aa07252 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - manappleさん» 夏油先生にしちゃいました!笑 頼れる兄貴分はお話書く上でもとても助かります笑 (2021年4月12日 18時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
manapple(プロフ) - 夏油さんだー!(´∀`)ユリア様ありがとうございます!宇髄さん然り頼れる兄貴分が好きなんですw (2021年4月11日 16時) (レス) id: 6c2aa07252 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - tomiyさん» ありがとうございますー!!嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。 それはもうラブラブな時間をお届けしようと思います! (2021年4月11日 10時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユリア | 作成日時:2021年4月3日 7時

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