はぶくのはよくないと思う((スンッ ページ9
髭「僕お茶持ってくるから膝丸はお茶菓子持ってきて〜!」
膝「あぁ、分かった兄者。すぐに用意しよう。大包平何かあったらすぐに俺達を呼ぶんだぞ?」
大「あぁ、わかった」
さっきの殺気は嘘のように和気藹々とお茶どれにするーだのこんな人数久しぶりだし茶器洗っとこうだの話をしている。
審神者達は落ち着かないようなのか目を泳がせている。
大「ふたりのたいどのかわりようにおどろいたか?」
審「は、はい!!!!」
大「あいつらはおれにたいしていじょうにかほごなんだ。おれにさえなにかなければおまえたちがきられることもないし、きげんをそこねられることもない。あんしんしろ」
審「あ、はい。俺びっくりしちゃって。」
大「まぁ、そうだな。はじめてのやつはびっくりするだろうな。」
俺と審神者が談話していると、髭切と膝丸がお茶を出してくる。そして当たり前のように俺の両隣を占領する。慣れたが。
髭「これは僕のお気に入りの茶葉でね。鶯丸君も気にいるんじゃないかな。」
膝「少し苦味が強いから、茶菓子の方は甘めの饅頭にさせてもらった。こっちは大包平が好きなやつだな。」
良かったね〜と2人で頭を撫でてくれる源氏兄弟に俺は心を無にする。虚無にならんとやってられん。
茶をすすり暫くすると審神者が緊張したように話を切り出す。
審「あの....!!!!この本丸では何があったんでしょうか.....俺達はそれを知りにこの本丸に来たんです!!!!」
その一言に先程までにこやかしていた2振りの表情がストンッと抜け落ちる。ピリッとした感覚が茶の間を包み込む。地雷を踏んだなあの審神者なんて、俺は他人事の様に考える。
髭「.......いいよ、教えてあげる。その前に...」
膝「....大包平、部屋から出るんだ。」
大「.....ん?」
俺だけ外に出されるのか他に短刀はいるのに俺だけ外に出されるのか????????
大「な、なぜだ?なぜおれだけ?おれもよくおぼえてないし。しりたいのだが...」
膝「頼むから」
髭「大包平」
「「外に出なさい。」」
2振りの圧に気がついたら俺は頷いていた。渋々俺は襖に手をかけ部屋を出て行く。
こういうのは仲間外れ、というのではないか?
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作者名:立ち寝 | 作成日時:2019年4月21日 20時