他担から奪います/奪われます【志麻】Part2

昔の事。 ページ21

こうやって話して、笑って、毎日を過ごしていると、昔のことを思い出す。

少し、昔のことを話そうか。


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うちが高校一年生のとき。

うちは誕生日が学年の誰よりも早くて、新しい学期が始まるとすぐに16歳になった。


うちが教室に入るとうちの机には｢ﾀﾋね｣や｢消えろ｣などの文字。






、、、なんてこともなく、至って普通の平穏な毎日を送っていた。


優しい友達に、隠し事ひとつない親友、当時好きだった先輩。


どこの女子高生にもありそうな毎日を送っていた。


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ある日の夜。

うちがいつものようにお気に入りの動画を見ていると。

"あなたへのおすすめ"の欄に出てきたまだ真新しい動画。

その動画のタイトルには"歌ってみた"というタグがついていた。


イヤホンから流れてくるメロディと透き通って綺麗な声。

その歌い方と声が頭の中でずっとループする。


気が付けばさかたんにハマっていて。




ずっと坂田家だったはずなのに。

いつの間にか貴方に心を引かれていて。


曲を聞いてド○○キして、きゅんきゅんして、泣いた。


ライブ行って、楽屋行って、声かけられて。


今こうして付き合っている。



それが夢のようで、目が覚めたら隣に居らんくなっていそうで。

食事を終え、隣に座る志麻さんにぎゅっとくっついた。


頬がぬるい液体で濡れている。

そんなうちを見て志麻さんは目を見開いて驚き、そっと抱き締め、こぼれた涙を拭った。


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今日から何かあった度に｢あびゃああああああああああ！！｣って言おうと思ったましゅまろ、もとい七瀬です

お名前変えました！

twitter、YouTube、占ツクで統一しました！

これからはなーちゃんって呼んでください♡(((



いえいえ、大好きな相棒の悩み？やろ！

聞かない訳ないやんか！( *´艸｀)



ばとんたっちぃ！

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