42話〜守ってやってくれ〜 ページ12
キジャ「それで、どういう意味なのだ?」
キジャとハクは3人から少し離れた場所の木に腰を下ろした
ハクは少し間を開けてから昼間のことについて話し始めた
ハク「・・・名前は泣かなかった。いや、泣かなくなった。あの夜から」
キジャ「あの夜」
ハク「ああ。それは、姉として姫さんを心配させないようにという気持ちからだろうけどよ・・・」
ハク「・・・名前は俺が名前を守ろうとすると必ずこう言う」
『私は平気よ。だから私の代わりにヨナを守ってあげて。もしも私が死にそうになった時でも、ヨナを第一に守ってあげて。』
ハク「・・・とな」
ハクの言葉にキジャはビックリしていた
ハク「名前は昔から一度言ったら周りの言葉は聞かない」
ハク「だが、このままでは名前は間違いなく死ぬ。それは姫さんも俺も嫌だ」
ハク「だから、お前ら四龍が名前を守ってやってくれ」
ハク「頼む」
ハクはそう言うと頭を下げた
ハクが頭を下げるとは思っていなかったキジャは、凄く動揺していた
だが、ハクが真剣な気持ちで言ってるのだと分かると、キジャも真剣な表情になり頷いた
キジャ「分かった。必ず名前様は我ら四龍が守る。この命に変えて」
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宇坂 初菜(プロフ) - 光景が後継になってますよ!面白いです! (2020年2月3日 14時) (レス) id: 2938947de7 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - 続きが楽しみです。更新頑張ってください (2016年10月19日 21時) (レス) id: d38fce9ac2 (このIDを非表示/違反報告)
スカサハ(プロフ) - 面白いです! 更新楽しみにしてます。 (2016年10月16日 20時) (レス) id: aafdacde88 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ - 更新楽しみにしてます (2016年10月2日 0時) (レス) id: 16585850e1 (このIDを非表示/違反報告)
belle - 早く続きが読みたいです! 楽しみに待ってます\(´ω`)/ (2016年9月22日 16時) (レス) id: 9e5664c6de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暁のヨナLOVE | 作成日時:2016年9月11日 11時