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1つずつ見たい映画を借りて、手を繋いで家まで帰る。









「あ、コンビニでなんか買って帰る?」

『うん!プリン食べたい!』

「んはっ、好きなもん買おーね笑 」









いっぱい私を甘やかしてくれるたっちゃん。
プリン食べる前にもう溶けちゃいそうだよ。









先に私の見たかった恋愛映画を見る。

キュンキュンするシーンも何個か出てきて。








「Aもこんなことされたいの?」









その度にたっちゃんが毎回聞いてくる。









『女の子はみんな憧れのシチュエーションだよねぇ』

「ふーん」








反応がイマイチなたっちゃんは置いといて、映画に集中する。
最後に2人がキスして終わった。







『次、たっちゃんの映画見る?』

「A〜俺にドキドキしてる?」

『え?なんで?』

「だって映画の人みたいなセリフとか行動出来てなくない?」









たっちゃんって無自覚なのかな。
さっきだって急にちゅーしてきたくせによく言うよ。
毎日ドキドキさせられてばっかだよ。









『たっちゃんにドキドキさせられすぎて毎日心臓足りないかも』

「そうかなぁ」

『今のたっちゃんが大好きだから』

「はぁぁぁ、ほんとかぁいいこと言いすぎ」









そう言ってまたちゅーしてくる。
ほらそういうとこだよ。



いつでも甘々なたっちゃんが大好きなの









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作者名:ぱーぷるぴんく | 作成日時:2021年1月24日 13時

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