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次はたっちゃんの見たい映画を見る。









「たっちゃんって何見たかったの?」

『じゃーん!これ!』









そう言って私に見せたのは
とっても怖いと言われるホラー映画だった。


だからレンタルする時にたっちゃんの見たい映画教えてくれなかったんだ。


私がホラー映画苦手なの知ってるくせに。









でも少しならいけるかなって思って見始める。
だが、始めから怖いシーン。




もう無理だぁ。

隣のたっちゃんを見るとめっちゃ笑顔だった。









「Aちゃん、怖くなっちゃったの?笑」









たっちゃんの膝の上に座り、テレビに背を向ける。









『うん、始めから怖いシーンありすぎ』

「ふはっ、もうちょっとで終わるから待っててね」









そう言って頭を撫でてくれるたっちゃん。

早く終わんないかなぁ
と思っていたら









「A〜、終わったよ?笑」

『やっとかぁ〜』

「怖かった?ごめんねぇ」









よしよしって子供扱いしてくるたっちゃん。


やめてー!笑
なんて言いながら2人で笑い合う。






こんなに幸せなこと無いよねってぐらい









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作者名:ぱーぷるぴんく | 作成日時:2021年1月24日 13時

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