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久しぶりに熟睡できた
気づけば前で抱き合って寝てた形は後ろから抱き合う形に変わっていた。
辰哉の手を撫でたりつついたりしてると後ろから
「起きた?」
『お陰様で熟睡です』
そっかあ〜なんて欠伸をしながら朝ごはんたべよ〜とギュッと私に抱きついてきた。
「よし!起きよう」
2人で勢いよく起き上がりキッチンに向かった。
「Aちゃんはコーヒーでいい?」
『うん!辰哉パン何枚?』
「えー1枚かな」
『おっけー』
2人で適当な朝食を作ってリビングの机に置いた
『いただきます』
別になんともない朝食が辰哉と食べるだけで特別で笑みが溢れた。ここ最近はコンビニ飯ばっかだったから余計だ。
「いつぐらいになったらゆっくりできるの?」
『うーーーん。あと1週間はバタつくかな。』
「それ終わったらゆっくりしよ」
『うん。辰哉は?忙しくないの?』
「俺はその後から忙しくなるから再来週は2人でのんびりしようね」
『うん』
そんな何気ないやりとりでこんなに元気になるなんて私も単純だな。なんて思いながら辰哉のいれてくれたコーヒーを飲んだ
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作者名:えなち | 作成日時:2023年3月22日 10時