怒らせた ページ9
腕の中で縮こまるマスターが耳元で聞こえた俺の声で固まった
逃がさないように、取られないように後ろから抱きしめていると腕を掴んで逃げ出そうとしていた
坂本「行かんといて」
『いっ！』
坂本「いっ！てなに？笑」
『だから、本当に耳元で喋んない』
坂本「だって俺が言ったこと本気になってないでしょ？」
『っ、うぅ、ほ、本当に、』
首元に埋めていた顔を少しだけ上げると羨ましいて思ってそうな顔をした誠司
酔ってるから、をいいことにするわけではない
もうあの時みたいなことはしない
ぐぐっと体に体重を預けていたマスターを太ももの上に寝かせるように押すとバランスを保とうとして足が上がるが
『わ、ま、まっ！て！』
大慌ての彼女の足は誠司がキャッチした
小林「勇人さん、」
坂本「…混ざる？？」
小林「んなわけ、」
『ひっ！！』
油断して力を緩めていたのがミス、
また誠司に奪われ
正面から抱き止め俺を睨みつけてるがマスターには絶対にその顔を見せないようにグッと頭を自分の胸に埋めるよう後頭部を押さえていた
どんだけなん
ちょっと焦らしただけでこれやし
なんもちょろまかしなしでガチで行かなやばいと再確認
負けたくない、その瞬間だった
『もうやめてください』
小林/坂本「「ん、？」」
『バカにしてるんですか？？こんな事でもしないと思いも伝えられないんですか！？
わ、私は…わたしは、、そんなに子供やないと！もう大人や！』
坂本「やば、、ご、ごめん」
小林「ぇ、俺助けただけ…」
急に立ち上がって走ってカウンターに行くと綺麗な色をした飲みかけのカクテルを飲み干した
大きなため息をしてこっちに向けられる顔が泣いていた
坂本「あ！！弱いくせに！そんな飲んで…」
やってしまったと思ったのが遅かったか？
小林「ごめんマスター！泣かせるわけやなかった、、取られると思っ、、て…」
『みんなそうや！私の気持ちなんか考えもせんで好きやら愛してるやら！』
坂本「待って、皆んなってどういうこと？」
『前の2人はいい、真面目にちゃんと言ってくれた、まだマシや！でもお二人はどう！？取られる？2人で私を襲うつもり！？いい年こいた大人の男がちょろまかして！！
こっちはもうたくさんなのに・
出てってください
私はおもちゃでも人形でもなんでもない…
反省して』
俺ら2人ともやらかしてしまったらしい
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ゆう(プロフ) - わららーいさん» コメントありがとうございます！もう究極に嬉しくすぎて泣きそうです🥹オチがまだまだ決まっていないので是非楽しみにしててください！😎 (10月31日 22時) (
レス) id: e69b496b59 (このIDを非表示/違反報告)
わららーい(プロフ) - ゆうさんのお話とても面白いです⛳️廣岡選手とくっついてほしい…🥹 (10月31日 18時) (レス) id: b9296b7c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2023年10月2日 23時
