バチバチメラメラ ページ7
マスターを介抱したあの日
ほぼ好きだと言ったようなもんな挑戦状を叩きつけてその後、勇人さんに事件の話されて、俺だってかなりしんどい時間を過ごした
キスされた、あの勇人さんに
普通惚れるに決まってるやろ
マスターが通常運行で安心したけど本当にあの時の俺の言葉の真意は汲み取ってくれたのだろうか
結局マスターに酒をご馳走になった
全員ほろ酔い気分で話も弾む中マスターがトイレに行くと見計らったように勇人さんが口を開く
「俺は本気」
聞きたくもない言葉だった
坂本「これはガチ、お前がマスターのこと好きなのも知ってるけどもう前みたいな舐めた真似をしたくないからこそ、言っておく」
小林「俺は、、、こんなんだけどはなから舐めた真似はしないです。」
坂本「ふはっ、言うやん笑」
小林「いやぁ、彼女のことになれば同じ球団でも負けてらんないすわ笑」
坂本「言ったな?笑」
ばちばち火花が散る中ほんのり赤くなって目をしぱしぱさせるマスターが出て来た
嬉しそうに名前を呼びながら近寄る勇人さん
『ん?ん、んん??な、なに?』
坂本「んー?笑」
『酔ってますー?』
坂本「それはマスターでしょ、ほらこっちおいで」
『え?そっち??』
何をするのか観察していると後ろの席へと手を引いて2人で並んで座った
何が何だか状況が掴めてない俺とマスター
マスターなんかハテナをいっぱい頭の上に浮かべてなすがまま
坂本「この間は本当にごめんな」
『な、もういいですって』
坂本「ありがとな、、まぁ好きな子ほどいじめたくなるってあるやん」
『なぁに言ってるんですか?いつもより飲んでないのに…』
坂本「ほんとやで?」
坂本「真面目でいい子で、可愛くて」
『ちょちょちょ、な、なんですか!?』
坂本「いじらしくて、初心で、」
『え、あわ、』
坂本「褒められると今みたいに顔赤くして、小さくて、でもしっかり者だし」
目をじっと見ながら甘い言葉を囁き出した
坂本「わかる??今口説いてんの」
『…』
一瞬顔が歪んだ
小林「ちょ、勇人さん」
坂本「なに?笑
俺の方が好きだとか、この間怒ってたけど割と奥手なんやな」
小林「なっ、」
マスターの頭に手を置いてゆっくり撫でながら挑発して来た
余裕そうな顔だけど目の中は挑戦心でメラメラ
挑発に乗ってやる
小林「奥手?笑
どこが?」
マスターを挟むようにして座った
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ゆう(プロフ) - わららーいさん» コメントありがとうございます!もう究極に嬉しくすぎて泣きそうです🥹オチがまだまだ決まっていないので是非楽しみにしててください!😎 (10月31日 22時) (レス) id: e69b496b59 (このIDを非表示/違反報告)
わららーい(プロフ) - ゆうさんのお話とても面白いです⛳️廣岡選手とくっついてほしい…🥹 (10月31日 18時) (レス) id: b9296b7c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2023年10月2日 23時