恋煩い 7 ページ8
土方『おまっ、……』
『何も喋らないでっ、んっ』
そのまま深く口付ける。
土方『っ、』
頬を紅く染め、私を払いのけた。
『わっちを払いのける客は初めてでありんす』
再び煙管に口をつける。
土方『突然キスされたら誰でも払いのけるだろ！』
当たり前のことを言ってる。
けど、実際に相手をしてきた男達は払いのけずそのまま行為へと移る。
それが、私の当たり前だから。
『そうでありんすね』
私は煙を吐くと、土方さんに微笑んでみた。
土方『……いつからここにいんだ』
『7年ほど……最初はなかなか慣れなくて大変でありんした。ここのところは、毎晩男の相手ばかり…』
私は気づくと愚痴をこぼしていた。
『花魁の愚痴なんてつまらないでありんしょ？』
土方『……』
『土方さん？』
土方『…聞いてやる』
そっぽ向いてそんなことを言う土方さんは、本当に優しい方だと思った。
続く (更新停止中)
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こはる(プロフ) - 羊さん» ほんとだ！！ありがとうございます！m(*_ _)m次の更新の時に直します！ (2016年12月18日 9時) (
レス) id: c33d23c980 (このIDを非表示/違反報告)
羊 - いきなり指摘で申し訳ありません…。設定の《本命》は《本名》ではありませんか？続きを楽しみにしています！これからも頑張って下さい！ (2016年12月11日 14時) (レス) id: fd3012be44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはる | 作成日時：2016年12月10日 21時
