7 ページ9
ー朝ー
起床時間AM7:50
久々の早起きに、身体は着いていかないようで
学園の門を潜るまでにした欠伸は、数を数えるのも億劫になる
本校舎に足を進めれば、
何処からともなく、男女問わずの人間が寄ってくる
女達の瞳は熱い熱を孕み、男達はゴマをするように俺の機嫌を取ろうとする
『ごめん、俺眠いから、道作ってくれると嬉しいかな。』
所詮、営業スマイル。愛想よくニコリと笑うだけで、
女達は頬を染め、
男達は「すみません！！」と言ってその場を退く
目の前にできた本校舎玄関までの一本道
不自然に思われない程度の早歩きで進み、靴を履き替える
5階のSランク教室までは備え付けのエレベーターに乗り、扉が開くのを待つ
10数秒ほどすると、目の前の冷たい鉄扉が開きSランク教室が目の前に来る
躊躇なくその扉を開くと、窓の方に集まった9の顔と18の瞳が俺を捉える
sk「あんた、凄い紳士やな！」
sm「しつこいのは相手せん方がええと思ってたけど、ああいうのもありやな」
俺が全く返事をしないうちに進んでいく話
多分、門を潜った後の出来事を見ていたのだろう
心底どうでもいいと思いながら、一番後ろの窓辺の席に座る
話し声は大きくなるがここが席なのだ。仕方ない
mf「Aさん、」
ふと呼ばれた“ここ”での名前に顔をあげると、
俺の記憶上、まふまふと呼ばれている人物が立っていた
後ろで話している組は俺とまふまふが話しているのに気が付かず、もう別の話をしていた
その話の輪の中に笑顔のミシェルが居ると言うことは仲良くなれたのだろう
まふまふは純白の分類に入るような髪の毛を持ち、
ミシェルより色素の薄い、赤紅の瞳を持っている
mf「Aさん。
心から笑えてますか？」
丁度開いていた窓から風が入り込み、
俺の左髪が俺の視界を遮る中、
まふまふの純白の髪が風に靡く姿は、まるで、
お伽噺に出てくる天使のようであった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣い...
主人公（ヒロイン）の親友（モブ）らしいのですがどうしてこんなイケメン達に愛さ... 男遊びの激しい？問題児？【歌い手】もっと見る
「歌い手」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
No.(プロフ) - あいわな＝あるてのちゃんさん» ちなみに、リア友のお陰でほぼ全員の名前は決まっておるのじゃよw (2020年7月3日 22時) (
レス) id: 1df1dfad55 (このIDを非表示/違反報告)
No.(プロフ) - あいわな＝あるてのちゃんさん» これ俺のリア友に考えて持ったやつやでw俺も聞いた瞬間ビビったwww (2020年7月3日 22時) (レス) id: 1df1dfad55 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - 96ちゃんと月は考えてね← てかごじ、8の最初。聞いてきまふまふになってる← (2020年7月3日 21時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - ここまで来たら他のもかしたるわwww (2020年7月3日 21時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - 吹雪真冬とっwww一ノ瀬空てwwwパクったしか考えられるかwww (2020年7月3日 21時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
