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恐る恐る聞いてきたまふまふ


その声も、体も震えていた


そらる先輩は、何でもないような顔をしているけど腕を組んだ指が震えている


濁したり、少し間があったりしたのは、多分、思い出してたんだろうな


普段の二人とは思えないほど、小さく見える


すっと、ミシェルがまふまふへと歩いていく


「今の話を聞く限り、その特徴は私にも当てはまりますよね。

Aさんは、私とまふまふさんを気持ち悪いと思いますか?」


真っ直ぐにまふまふを見つめたまま、ミシェルは俺に聞いた


俺は近くの壁に背を任せ腕を組む


そらる先輩は俺をじっと見つめ、まふまふは俯いたままだ









『“気持ち悪い”』









mf・sr「っ!」

『確かに、そう思う奴も居るだろうな。

残念だが、俺は全くもって逆の印象だけどな』


まふまふとそらる先輩の視線が突き刺さる


『髪の色がなんだ。瞳の色がなんだ。

今いる場所を考えろよ。

能力を持つものでも選ばれたものしか入れない名門校、桜ノ宮学園

俺は過去のあんたらを探る気はねぇ

俺が見るのは今のあんたらだ

少なくとも、

俺も、ミシェルも、Sの奴等も、

見た目や境遇だけで差別するやつじゃねぇよ』


他のSだって、それ相応の過去を持ってんだからよ


『これは、あくまで俺の意見だ

Sランクの奴等を、仲間として認めてやれよ』


それだけいって俺は屋上をでた


青い空に白い雲


空から雨が消え、灰色の雲が晴れていく

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No.(プロフ) - あいわな=あるてのちゃんさん» ちなみに、リア友のお陰でほぼ全員の名前は決まっておるのじゃよw (2020年7月3日 22時) (レス) id: 1df1dfad55 (このIDを非表示/違反報告)
No.(プロフ) - あいわな=あるてのちゃんさん» これ俺のリア友に考えて持ったやつやでw俺も聞いた瞬間ビビったwww (2020年7月3日 22時) (レス) id: 1df1dfad55 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな=あるてのちゃん - 96ちゃんと月は考えてね← てかごじ、8の最初。聞いてきまふまふになってる← (2020年7月3日 21時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな=あるてのちゃん - ここまで来たら他のもかしたるわwww (2020年7月3日 21時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな=あるてのちゃん - 吹雪真冬とっwww一ノ瀬空てwwwパクったしか考えられるかwww (2020年7月3日 21時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-No.- | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月27日 0時

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