47話 ページ9
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私が何をいっているのかわからなかったのだろう。及川さんだけでなくみんな目を見開き私を見る。
朝「だって、今まで自分達がスタメンでやって来たのに練習時間を増やしたら二軍の人たちにスタメン取られるかも知れないんですよね。嫌じゃないですか？」
私がそう聞き、しばらくの間の後、及川さんはああ〜と話始めた。
及「まあ確かに嫌だね。特にいけすかない後輩に奪われるのはもっとやだ」
岩「こいつは前科があるからな。「岩ちゃん前科とか犯罪者っぽいからやめてよね！！」……俺も確かに複雑な気持ちにはなると思うぞ」
じゃあなんで、そう続けようと思ったところに岩泉さんがいう。
岩「でもそれとこれとは違うだろ」
朝「……どういうことですか？」
私がそう聞くと、岩泉さんは一拍おいた後、続ける。
岩「二軍のやつらがスタメンになったってことはそいつらがそれだけ成長したってことだし俺らのチームがその分強くなったってことだ」
松「それにスタメンに外されたってことは自分がスタメンができることができないってことだからな。追いつこうと頑張れるだろ？」
花「それにできていないやつがスタメンやるよりはできているやつが入って一試合でも多く試合できればその方が嬉しいし」
花巻さんはニヤリとこちらを見て笑う。
と、そこで先程からプルプルと震えていた及川さんが口を開いた。
及「もうなんなのみんな性格よすぎるでしょ！！俺が物凄い性格悪い人みたいじゃん！！」
花「事実じゃん」
松「お前と一緒にすんな」
岩「お前よりはましだわ」
国「及川に10000のダメージ！！及川は倒れた！！」
及「ちょっと国見ちゃん！？」
わいわいとどんどん騒がしくなる空気。
私は少し口角が上がるのを感じながら話始めた。
朝「なんか……とてもいいチームですね。こんな恵まれた人たちがいる男バレは幸せだと思いますよ」
そういえば人を口に出して誉めるのは私にしては珍しい、と言い終わってから思い至る。
だからこそこれは紛れもない本音なんだな。
そう考えていると、みんなが静まり返っているのに気づく。
私は首を傾げると、委員長がはたと立ち上がり私の手を掴む。
そして、
片「つまりAちゃんはそんな恵まれた人たちのいる男バレに仲間入りしたいってことだね！！」
朝「なんでそうなる」
片「そういうことでしょ！じゃあ今日も部活あるし放課後に体育館集合でいいですよね及川さん！」
朝「話を聞け」
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ももの助(プロフ) - 月華さん» いつもありがとうございます！私のなかで女子バレー部の部長は男前！みたいな印象があるのでこんな感じになりましたwまた更新が遅くなるかもしれませんが頑張るのでよろしくお願いします！ (2020年4月25日 11時) (
レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
ももの助(プロフ) - あかひなさん» ありがとうございます！また課題が出たので更新が遅れ気味にになるので待っていてくれると嬉しいです！ (2020年4月25日 11時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
月華 - お久しぶりです。受験お疲れ様です。忙しくて見にこれなくなってたら、いつの間にか男前な先輩になっててちょっとびっくり。また来ます。 (2020年4月25日 9時) (レス) id: c6dfd26815 (このIDを非表示/違反報告)
あかひな - 受験お疲れ様です｡長い間書いていないと感覚が戻りませんよね。作者様のペースで感覚思いだして頑張ってください！ (2020年4月22日 18時) (レス) id: 29482da3b6 (このIDを非表示/違反報告)
ももの助(プロフ) - 霧雨さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年7月15日 7時) (レス) id: d77ec042d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももの助 | 作成日時：2019年6月24日 17時
