検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:5,901 hit

10 べっぴんさん ページ13

*


昼過ぎになり、私と銀さんは甘味屋へ向かった。しばらく歩いていると、人通りが多い場所に出た。銀さんに出会う前は気にならなかったけど、今はすごく視線を感じる。

私何か可笑しいのかな……。あ、それか銀さんが有名人なのかも…。

などと、考えていると、


銀「どうした?考え事か?」


「その、なんか見られてる気がして…私何かおかしいですか??」


銀「別におかしかねーよ?」


「じゃあ、どうして…」


そう聞くと、銀さんは少し困ったような顔をして考え込んでしまった。


「銀さん?」


銀「あ、いや、そんな気にしなくてもいいと思うぜ。」


「そうですね。気にしすぎかもしれん。」


銀さんどうして慌ててたんだろう。今日は疑問が増えるばかりです。



銀「着いたぞ。」


「わぁ〜!」


店の前でもすごく甘い香りがした。甘味は好きだけど、あまり食べに行くことがなかったから少しワクワクしてしまった。


「銀さんじゃないか。」


とおじさんの声が聞こえた。どうやら、店の人のようだ。


銀「よっ!」


「銀さん知り合いなんですか?」


銀「あーまぁそんなもんだ。よく来てるから顔覚えられてんの。」



「銀さんもしかして、隣の子彼女かい?随分べっぴんさんだねぇ。」


彼女かと聞かれビクッとしてしまう。


銀「彼女じゃねぇよ!新しく万事屋に入った子。甘味好きだって言うから連れてきたの。」


銀さんがそういうと、おじさんは残念そうにしていたが、すぐ店の中に案内してくれた。

11 甘味屋→←9 気のせい?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:銀星 | 作成日時:2020年2月2日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。