検索窓
今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:5,842 hit

ページ6

*


それから、小一時間カフェで話したあと、銀さんたちはそれぞれ帰っていった。


私たちは慌てて万事屋に戻った。


ガラガラガラ


新「ただいま〜って、まだ銀さん帰ってないかな?」


万事屋に帰ると、悲しみと焦りと疲れが混ざって複雑な気持ちになり、力が抜けたように私はソファーに座った。


「やっぱり神楽ちゃんの言った通り、浮気…してるみたいだったね…。」


浮気

そのことを声に出して言うと、余計に悲しくなってきた。


新「……。」


神「酷いアル!こうなったら銀ちゃん懲らしめてやるネ!」


神楽ちゃんのその優しさに何度も助けられてしまう。けれど、これ以上迷惑はかけたくない。だから…


「……もう、いいよ。神楽ちゃん。」


本当は何もよくない…。


「ありがとね。私のために色々してくれて…。」


良くないのに…。


神「A…。そんな事言うなヨ…。まだ何も出来てないネ。」


新「Aさん…。」


「…銀さんが、あの人と幸せになれるなら…いいかなって…。」


そんなことを言ってしまう。
本当は違う。まだ、銀さんの彼女でいたい。誰よりも銀さんの近くにいたい。


神「嘘ネ。A。泣いてるアル。」


「え…。」


気づいたら私は泣いていた。我慢してたはずなのに。限界だった。

ろく→←よん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:銀星 | 作成日時:2020年2月1日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。