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「お前だよバカヤロー!一番の敵は!」
「フッ…これでクソ政権にピリオド」
『日頃の行いが悪いせいで僕達から恨まれるんだねー』
「お疲れっした」
「バイバ〜イ、おそ松兄さーん!」
「あっははは!一番速いのは僕!」
〈なんという事でしょうか。
真っ先に長男をジェノサイド。松野クソブラザーズ〉
チビ太を倒すかと思いきやまさかのおそ松に集中攻撃をした弟達。
呆然とするチビ太の前に暴言を吐きながら通り過ぎていく。
まさに実況の言う通り【松野クソブラザーズ】である。
「あ、アイツら絶対に許さない…」
おそ松が起き上がろうとするが、トト子の車、デカパンとダヨーンの車、
そしてハタ坊の車に轢かれてしまう。
「ったく、…俺を怒ら…」
轢かれようが構わずまた起き上がろうとすると別の車が
次々におそ松を轢いていった、
「てめぇら…全員皆殺し…」
それでも起き上がろうとしたおそ松にイヤミからプレゼント。
そのプレゼントというのは…ダイナマイトである。
─ドカーンッ!
〈おっとー!ここでおそ松が死にました。最初の脱落者となります〉
ここで、一人目の脱落者が現れた。
山を越えて次は隣が一面海で広がっている崖のコースだった。
チビ太はドン引きした様子で前に走る六人を見ていた。
「ははーっ!これで1番のクズは死んだー!」
「ナイス判断!あんなの居たら何されるか分かんないし!」
「フッ…ということは自動的に次男である俺が主役か…。
良いだろう、引き受けた!来週からは!
新アニメ【カラ松ofLOVE 回り出した恋の歯車】をお届け…」
カラ松が話している途中で一松がカラ松を崖に突き落とす。
「はい!?あーーっ!!!」
〈カラ松が死にましたー〉
一松が崖から突き落としたせいで油断していたカラ松は
崖から落ちて大爆発を起こし、見事に死んでしまった。
「よーし!これで2番のクズは死んだーっ!」
『………はっ。ということは…。
今度は三男の僕が自動的に主役ってこと?
いやぁ!困っちゃうなぁ!あっははぁ!
アニメからまだメイン回貰えて無いのにうれっしー!』
〈まだ優勝していないのに何処からこの自信が沸いてくるのか。
頭は他と比べてめちゃくちゃ良いのに
こういうときだけはポンコツですバカ松〉
自動的に考えると三男であるハイ松が主役になるのではと
ハイ松は照れ臭そうに笑いながら頬を掻く。
実況の辛辣なコメントも忘れずに。
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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年8月12日 12時