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「あっ、地雷踏んだ。地雷踏んだよ?」



「お前ホントはいらない存在なのに…何調子乗ってんの?」



「い、いらない存在…!?」



チョロ松の一言にトド松は呆然として彼を見る。



「そう。七つ子って中途半端だろ?6ぐらいだろ?収まり良いのは」



「…は?」



「奇数は二人組作れねぇんだよ、必ず誰か余るし。
偶数だとちゃんと二人組作れるだろ?6人だと全体がふわっとしてて…しっくりくる」



トド松が踏んだ地雷により今度の矛先はトド松に向けられ
まさかのいらない発言までされる始末である。

チョロ松からの発言を聞いたトド松は頬杖をついて頬を膨らませていた。



「あっはははっ!トッティ要らないぜ!」



「ふっざけんな!!」



十四松からも笑顔で言われ、トド松は後ろに振り返って反論する。



そして、背中の流し合いが終わって7人は風呂に入る。
…がしかし、6人はトド松から離れて入っていた。



「離れんなー!てか僕居なかったらこの兄弟ヤバいから!
上から!バカ、イタい、保護者、シコ松、猫松、十四松!ルックス担当誰がやんの!」



「いや、お前そんなにルックス良い方じゃないよ?
ただあざといだけ。しばらくすると飽きるよねー」



「うるせえ!!!」



散々の言われように一松からの渾身のダメージにトド松は声を荒げた。



ーーーー




風呂に入り終わった7人は自身のパーカーを着ていた。



「てか!一松兄さんこそ、そろそろそのキャラやめたら?」



「はぁ?何、キャラって」



「ホントはごく普通の人間でしょ?
エスパーニャンコのとき証明されましたよね〜え?」



今度は一松に喧嘩を売り始め、肩を竦めながら言うトド松は
思い切り髪の毛をぐしやぐしゃにして半目にして一松の真似をし始めた。



「「俺も…ごめん…」



超普通ぅ!闇ゼロ!ノーマル五男!アハハハハッ!!!
アハッ!はー!ちょっと待っ!」



エスパーニャンコのときの謝罪を再現して、腹を抱えながら笑うトド松。
しかも笑いすぎたのか腹まで痛くなっていた。
無論、それを見ていた一松は黙っているはずもなく…。



「お先っ!」



「あーっ!あ、ちょ!持ってかないでー!!」



一松はトド松の服を持って走り、トド松は慌てて追い掛ける。
残ったのは二人以外の五人。



「フッ。俺にも何か不満があれば…遠慮なく言ってくれて良い…」



カラ松が格好付けながら4人に向けて言うが、
4人はさっさと銭湯から出て行った。



「…えぇ…?」

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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

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