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しかし、トド松は気にせず後頭部で手を組んで寝転がり始めた。
「んー。じゃあ、車の免許取ったときは?」
「いや、言うに決まってるでしょ」
「髪を切ったら?」
「それは言わなくて良い」
「朝のランニング」
「言わなくて良い」
「囲碁を始めたら?」
「あーもー言わなくて良い」
「ええぇっ!?言わなくて良いじゃん!何それ!?何だったのこの時間!!」
先程まで囲碁を始めたら何かと言われていたが、
一松からの返答に寝転がっていたトド松は起き上がって声を荒げ、
この時間が無駄だったと意見を主張し始めた。
「なっ!こいつきったない…。
今の流れで聞いたら言わなくて良い感じになるでしょ…」
「まあね。今の流れだと」
「確かに。今の流れの場合は囲碁は言わなくて良いんだよ」
「くっそめんどくせぇ!!」
言っていいとか言わなくて良いの判断が分からなくなり、
キャパオーバーしたトド松はその場に立ち上がった。
「もういいよ!分かった!じゃあ全部言うことにする!
隠し事は一切しない!それで良いんでしょ!?」
「…は?」
変なスイッチが入ったトド松におそ松は目をパチクリとさせた。
ーーーーーーー
トド松はゴロゴロとホワイトボードを持ってきた。
「はい!じゃあ始めまーす!トド松のすべて!」
「あらぁ、なんか変なスイッチ入っちゃった…」
「今!ここで全部言うから!これでもう言えだの!
報告しろだのごちゃごちゃ言わないで!ね!」
完全にやり方が間違っているトド松だが、トド松は気にせずに
独り言を呟くおそ松に指示棒で指して忠告する。
「いや、あの…トッティ…」
「はい!まずはこれ!【フェチ】!」
『「「「「「え?」」」」」』
困惑したチョロ松が話し掛けようとするとトド松は話題に入り、
まずは自分のフェチについて語ろうとしていた。
当然、兄弟達は疑問符を浮かべていた。
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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時