・Eighty one ページ38
✻
しかし、オーバーブロット化した
ジャミルを正気に戻す事が
出来なかったのか、
あっさりやられてしまった。
マジカルペンを返してもらえず、
何も出来なかったAは
『おいっ！大丈夫か！？』と
呼び掛けることしか出来ないでいた。
「A、これは返してやる！
お前みたいな雑魚に
俺を倒せるとは思えないがなっ！！！」
そう言ってジャミルはAに
マジカルペンを投げ付けた。
『うわっ！お前っ！ジャミル！！
また俺を雑魚呼ばわりしたな！？
絶対に許さねぇからな！』
「無能な王も、ペテン師も……
お前らにもう用はない！
宇宙の果てまで飛んでいけ！
そして、二度と帰るな！
ドッカーーーーーーーーーン！！！」
「「『うわあああああああああ〜〜〜〜〜〜〜！！！！？？？？？』」」
ジャミルのその声と共に、
6人と1匹は強風により、
スカラビア寮から
何処かへ飛ばされてしまった。
「ナイスショーーーーーット！
フハハハハ！
あばよ、カリム！！
ひゃーーーーっはっはっはっはっは！」
スカラビア寮の廊下では
1人の人物の狂った笑い声が響いていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿
ｰスカラビア寮ｰ砂漠の果てｰ
ジャミルに飛ばされてしまった
オクタヴィネルの4人とカリムとユウとグリム。
スカラビア寮の何もない砂漠に
勢いよく落とされてしまった。
「イテテ………なんか最近こんなの
ばっかりなんだゾ〜〜」
『お前ら、怪我はないか？
そして、誰も死んでいないよな？』
「かろうじて生きてる……」
身体を擦りながら言って、起き上がるユウ。
「随分遠くまで飛ばされたようですね」
とアズールはメガネのフレームを上げて
何事も無かったかのように起き上がっていた。
「うへぇ、マジで寒いんだけど……！
流氷の下みてぇ」
砂漠とは言い難い程に
辺りはすっかり冷えていた。
「カリムさん。カリムさん、ご無事ですか？
しっかりなさってください」
ジェイドがカリムの耳に話しかけながら、
気を失っているカリムの様子を伺っている。
「う……うぅ……ここは……」
「よかった。気がつかれましたね
どうやらスカラビア寮のある
時空の果てのようです」
「グリムさんは毛むくじゃらですし、
僕たち人魚はある程度寒さに強い身体ですが……
ユウさんとカリムさんと………Aは
長時間ここにいるのは命の危険が
伴いそうな寒さだ」
「……………え？Aって人間だったのか？」
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びたー(プロフ) - 天馬さん» コメントありがとうございます！続編でもよろしくお願いします！リクエストもちゃんと書きますよ！ご安心してください！リクエストありがとうございます！ (2021年1月20日 7時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
天馬 - 初めまして！いつも小説楽しみにしてます！続編もおめでとうございます！リクエスト良いでしょうか？男主くんの学年が2年生だと知ったので、2年生でお泊り？的なのをリクエストします！無理なら構いません！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年1月19日 8時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - にゃーさん» ありがとうございます！そう言って頂けると励みになります！そうですね……シリアスの意味はその2つの意味があるからこそ燃えてしまいました……(笑)楽しみにしておいてください！更新も頑張りますのでよろしくお願いします！ (2021年1月10日 10時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - 続編おめでとうございます！本当にこの小説大好きで、続編来てくれて嬉しいです！シリアスって一応調べたんですが、真面目と深刻と2つの意味があるそうですね…ルークパイセンはどっちの事を言ってるんだろう…？更新頑張ってください！！ (2021年1月9日 22時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2021年1月7日 7時
