・Seventy six ページ33
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「チッ、ではランプの魔人のように
コイツを便利に使うことは無理か
アズールの『
コイツを長時間洗脳し続けることは難しいし……
なら、いっそAの「……ですが」」
ジャミルの言葉を遮り、
「契約内容は覚えています」と
アズールは虚ろな赤い目でジャミルに言う。
「なに？」
「僕と契約するに至った人物の秘密……
悩み、弱み、欲望……僕はすべて覚えている」
「なんて趣味の悪いコレクションだ
やはりお前とは友人にならなくて正解だったな
……その悪趣味なコレクションの中に学園長
ディア・クロウリーの秘密はあるのか？」
そうジャミルが聞くと、
アズールは「もちろんです」と即答する。
「彼が漏らされたくない秘密を、
僕は知っている」
「は、ははっ……やった。やったぞ！！
これで、すべて上手くいく！
やはりお前は俺のランプの魔人だ、アズール！」
「ご主人様は、
学園長の秘密がお望みなのですか？」
「そうだとも。学園長の弱みが握れれば……
やっと俺は自由になれる……
学園からカリムを追い出し、
寮長になれるんだ！」
すると、廊下から誰かが歩いてくる。
「──話は聞かせていただきました」
『よく分かったよ、ジャミル・バイパーくん
よくも我を雑魚呼ばわりしてくれたな』
聞き覚えのある声にジャミルは
バッと、驚きながら振り返る。
そこには、談話室にいたはずの
ジェイド達の姿だった。
「やっと本性表したんだゾ！
よくもオレ様たちを騙してくれたな！」
「なっ………お前たち、どこから聞いて……！？」
「最初からすべて、ですよ
談話室を出てからのおふたりの会話は……
ずっとアズールのスマートフォンから
全世界にライブ配信されていたんです」
『それと、何時でも君を脅せるように
お前らの会話は全部録音してある』
そう言ってスマホを見せるジェイドと
ボイスレコーダーを見せるAに
「………は？」とジャミルは驚いていた。
「現在アズールのマジカメアカウントの
ライブ配信を視聴中のユーザーは5000人超え
『某有名魔法士養成学校の闇実況』として
話題騒然です
副寮長の晴れ舞台。もちろん寮生のみなさんも
談話室に集まって視聴中です」
また、廊下から誰かが走ってくる音が響く。
「ジャミル副寮長、今の話は本当なんですか？」
「今までずっと、
寮長や僕たちを騙していたと……！？」
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びたー(プロフ) - 天馬さん» コメントありがとうございます！続編でもよろしくお願いします！リクエストもちゃんと書きますよ！ご安心してください！リクエストありがとうございます！ (2021年1月20日 7時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
天馬 - 初めまして！いつも小説楽しみにしてます！続編もおめでとうございます！リクエスト良いでしょうか？男主くんの学年が2年生だと知ったので、2年生でお泊り？的なのをリクエストします！無理なら構いません！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年1月19日 8時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - にゃーさん» ありがとうございます！そう言って頂けると励みになります！そうですね……シリアスの意味はその2つの意味があるからこそ燃えてしまいました……(笑)楽しみにしておいてください！更新も頑張りますのでよろしくお願いします！ (2021年1月10日 10時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - 続編おめでとうございます！本当にこの小説大好きで、続編来てくれて嬉しいです！シリアスって一応調べたんですが、真面目と深刻と2つの意味があるそうですね…ルークパイセンはどっちの事を言ってるんだろう…？更新頑張ってください！！ (2021年1月9日 22時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 | 作成日時：2021年1月7日 7時
