俺はグリード。 (ページ2)

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メズールの作ったヤミーがマンションから次々と産まれ、人々を襲う。

オーズはクワガタ、カマキリ、バッタのコアメダルを使い、ガタキリバへの変身に成功し、
ガタキリバの能力で、無事、ヤミーを倒した。

しかしその負担から、映司は倒れてしまう。

コンボの恐ろしさを改めて確認したアンクだったが

その様子を少し離れた高いビルの頂上に座り、じっと見つめる黒髪の男が1人

｢アンクはオーズ側についた。

800年前から変わらない、食えないやつだ...。｣

髪を風になびかせながら、そう呟いた男は、瞳を一瞬赤色に染めると姿を消した。

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ダッ！ガン！

ガシャン！

ドガーン！！

凄い爆発音と共に、つい先程まで姿、形のあったものは、鋭い爪を持つ黒い猫型の怪物によって、みるみるうちになくなっていく。

｢ハァ...ハァ...ﾁｯ、クソ...！｣

逃げ惑う人々を掻き分け、走るひとつの影

それは、すらっとした黒髪のなんの変哲もない青年だった。

｢ハァ...まい、たか...？ｯﾂ！｣

物陰に隠れ、安堵の表情を浮かべた青年だったが、怪物も馬鹿ではない。

青年の抵抗も虚しく、怪物はその鋭い爪で攻撃をくわえ、青年は広い空き地へと飛ばされた。

ただの人間が受ければ致命傷となるだろう。

｢ぅ...ハァハァ｣

カ｢あれ？まだ意識がある。
珍しいメダルの気配がするから追ってみたけど

君、何者？｣

｢...答えるわけ、ないだろｯ！｣

Aはふらつく足でなんとか立ち上がると、瞳を黄色く染め、右手を振りかざした。

すると、Aの手から、黄色い風が出現しカザリを襲う。

カ｢その力は僕の...ｯﾂ！？｣

予想外の出来事に隙をみせたカザリは、そのまま風に襲われ、断ち切った時には、Aの姿はなくなっていた。

カ｢...……フフ、なんだか、面白くなりそうだね｣