コミュ障でっす。【HQ!!】 (ページ10)

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コミュ９ページ10

さっきから何度も断ってるのに、ずっと頼んでくる。しつこい…

及「ねェお願ーい！」

パチンと手を合わせて方目つぶって僕の目線よりしたから上目遣いで頼んでくる。←細かっ

てか、こういうのはイケメンがやるからいいんだし！！

え？及川先輩はイケメンじゃないのかって？

銀○の高杉○助よりカッコイイやつはいないだろ。←

『嫌です』

及「お願い！」

『土下座…』

僕がそう言うと明らかに嫌な顔をした。

及「そ、それは…俺のプライドが…あ、や、でも…うーん、でもなァ…うーん、」

数分後

及「いや、…でも…えー、いや…でもなぁ…うーん…」

『土下座が嫌なら僕の目線よりも下に来てください！！！』

あまりにも長すぎるので、変えてやった。

ほら、僕優しいからさ。

や、ごめん、嘘。嘘だからその目やめて…

及川先輩は正座をして僕の目線よりも下にきた。

え？スカートの中とか見えたりしないのかって？

ほら、僕潔子さんみたいに制服では年がら年中タイツだからさー

見えないよ☆

おrrrrrrrrrrrrrr((

ごめん、ちょっと及川先輩の真似したら気持ち悪くなっちゃった。

及「なんか、バカにされてる感すごいんだけど。」

『気のせいです。』

及「そっか」

・・・

少しの沈黙が流れる。

あ、そうだ本題。

『はい、で』

及「で？」

『報酬は、ありますよね…？』

少し威圧をかけて言うと、

ビクッとしてからすぐ、

及「モンブラン奢ります！！」

そう言った。

先輩わかってるー((棒←

あ、言い忘れてたけど、僕はね栗は嫌いなんだけど、モンブランは好きなんだ。←

いるよね、こういう人。

豆嫌いだけど納豆好き的な。

『３つ…』

及「モンブラン３つ奢ります！！から教えてください！！」

『放課後…残っててくたさい…』

帰り遅くなるなーとか思いながらもそう言うと及川先輩の顔は、ぱぁっと明るくなり

及「ありがとう！」

と微笑んだ。

この学校の女子たちはこんな及川先輩の笑顔に惚れたりしているんだろうか。

僕にはよくわからないな。

だって、僕が好きなのは高杉晋○だけだもん。←←