コミュ障でっす。【HQ!!】 (ページ6)

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コミュ５ページ6

まァ、その後サーブ練は手伝わされて、疲れた。

朝練も終わり教室に向かう。

ガラッと教室のドアを開ける。

と、

「Aちゃんおはよー！」

とか

「如月おはよ！」

とか言ってくる。

まァ僕は『はよ…』

と返すだけだけど。

うちのクラスは仲がいい。

いじめとかないし、男女関係なく和気あいあいとしてる感じ。

なんか小学生みたいだよね。

ま、でもいい事よ。

机をカバンの上に置き、椅子に座って、寝る。←

嘘、寝るふりして机に突っ伏して、机の中に手を入れる。

と、

『あ…』

何かがあった。

？「なーに、また手紙あったの？」

『あ、凪紗』

こやつは、北斗凪紗。わしの１番の友達じゃ。
運動できて、勉強もできて、勘もよくて、所謂、チートだね☆
女バスだお。
唯一、凪紗の前ではコミュ障が出ない。

めっさ話しやすいんだ。

で、話を戻して、手紙とは何故か、３日に１度くらい机の中に入ってるんだよ。しかも内容が大体呼び出し。男子か女子か。

男子だったら、うん。察して()

女子だったら、うん。察してくれ()

とまァ、こんな感じ？←

『うん、入ってた』

凪「男子だといいね」

『やだよ、どっちもめんどくさい。』

そうめんどくさい。どちらにせよ、めんどくさい。

強いていえば…

やっぱりめんどくさい。←

凪「あ、A。今日よる所あるから、一緒に帰れないや。」

『あ、おーけー』

それだけ言うと凪紗は自分席に戻っていった。

・・・

嵐のあとの静けさとはこういう事を言うんだろうな…(遠い目)