7話 ページ9
夢主 side
挨拶が終わると何人かの人が俺の近くによってきた。
その中にあろえさんもいた。
『たらこさん。先程は大丈夫でしたか？痣になってませんか？』
tr「大丈夫!!」
『見た感じとても華奢なので。』
tr「きしゃ？」
gt「いや。トー〇スじゃねぇーよww」
『ふふっ笑』
このテンポの会話好きだなぁ。
gt「でもAさんの方が華奢じゃないっすか？」
そう言って腕の細さを比べられる。
俺は筋肉が付きにくい体質なので細い。
『俺筋肉付きにくくて…だから重い銃とか上手く使いこなせなくて困ってるんですよね…笑』
tr「得意な武器は？」
『比較的射撃が多いですかね…でも対人戦も好きです。AIMゴリラって言われたことはありますね笑』
gt「うちのあろえとどっちが凄いですかね!!」
『あろえさんのほうが凄いに決まってます。』
あっ。しまった…
変な空気にしてしまった。
rb「Aｰ!!部屋の準備できたー！！」
『はーい！！今行きます！！
ではいつでもいらしてください。』
部屋に向かうとらっだぁさんがいて
rb「ここがAの部屋ね。」
結構広かった。
『ありがとうございます。』
rb「それともう1つ悩んでることがあったら誰でもいいから相談しなよ。しないと自分の中で破裂しちゃうから。」
そう言い残してらっだぁさんは部屋を出た。
部屋の隅に全身を移せる鏡があり俺はその前でシャツを脱いだ。
右腕に刻まれた孤児の印。
俺は軍人になって三年目その印をナイフで切り刻んだ。
痛くはなかった。
痛いという感情などとうの昔に忘れてしまった。
ｺﾝｺﾝｯ
『はい。』
gt「ぐちつぼです。」
『どーぞ。』
ｶﾞﾁｬｯ
ぐちつぼさんは入ってくるなり目を見開いた。
gt「その印…」
いきなりシャツを脱ぎ始めた。
驚くことに右腕に刻まれた孤児の印…
gt「同じところ出身だったとは…」
俺は軽く笑ってシャツを着た。
腰からナイフを取り机の上に置いた。
gt「そのナイフ…あろえも同じ型のやつ持ってますよ。」
あろえさんも大事にしていたのか…
嬉しくなって頬が緩む。
gt「やっぱり貴方はノーマンさんだったんですね。」
『えっ。』
gt「出会った頃あろえに見せてもらったんです。その時のあろえの顔は酷く歪んでいて…俺思ったんです。俺の大切な仲間にこんな顔させるやつ許せないって。
けどAさんにも事情があったんですね。」
ぐちつぼさんは優しく微笑む。
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ニナ(プロフ) - 完結おめでとうございます！最終話ほんとに、あろさぁぁん(´；ω；｀)ってなりました (2020年10月18日 9時) (
レス) id: fec159ffdc (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 完結おめでとうございます！最後はHappyENDかと思ったんですけど、ある意味BADENDになりましたね…まあ捉え方によってはHappyENDですけどね！次回作も期待しています！ (2020年10月14日 16時) (レス) id: 2df7064158 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 応援してます。頑張ってください。 (2020年10月10日 8時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
ぢゃぎんぼあい - 国王キモすぎw (2020年9月22日 12時) (レス) id: 79a6ee7d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼羅 | 作成日時：2020年9月12日 4時
