7 ページ7
.
それから.......
｢な〜んだそういうことだったのね！気づいてあげれなくてごめんよ？｣
｢(ﾌﾘﾌﾘ)｣
彼は首を横に振って答えていた。
｢あんたたち友達ならこれ重いから一緒に持って帰りなさい｣
というおばちゃんの“ 余計な ”一言をきっかけに。
｢.......｣
『.......』
一緒に帰ることになった。
ﾄﾝﾄﾝ
『は、はい？』
そう言うと彼はスマホを差し出してきた。
｢“ 生徒手帳の時も今回も、2度も助けていただきありがとうございました。”｣
あ、覚えてたんだ。
私はその文の下に
“ いいえ！”
と付け加えて返した。
これはどこまで一緒に帰るんだろうか。と思っていたら
またスマホを差し出してきた。
｢“ 僕達お友達ですか？”｣
『え？』
確かにおばちゃんはそう言ったけど…。
いや、この前の今日で友達はないだろう。
そう思って、“ 違うと思います。”と打って返そうとすると
｢(ﾊﾟﾁｯ)｣
彼の綺麗な目と視線が合ってしまった。
結局、
『“ そうなんですかね？”』
なんて意味不明なことを打って返していた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゅうりの浅漬け。(プロフ) - りおさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます。少しでも楽しんでいただけていたなら幸いです。 (2019年3月28日 14時) (
レス) id: 95dca05d00 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 完結おめでとうございます！ キスで終わるハッピーエンド、なかなか繋がらない2人の恋模様、浮所くんの素直な気持ち。。 全て最高でした！ 本当に素敵な作品ありがとうございました！ (2019年3月28日 8時) (レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうりの浅漬け。(プロフ) - ドラゴンしゅーが。さん» ありがとうございます。コメントすごく励みになります。更新できるように頑張ります！ (2019年3月24日 1時) (レス) id: 95dca05d00 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンしゅーが。(プロフ) - 初めまして。2人の何気ない会話が、きゅんきゅんして、和みます！！続きが気になります。頑張ってください！！ (2019年3月20日 22時) (レス) id: daa04af06f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きゅうりの浅漬け。 | 作者ホームページ：https://www.instagram.com/kyurista_gram
作成日時：2019年3月4日 20時
