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傷跡 ページ41
「裕太くん、これとこれどう？」
玉森「おー！試着してくる。」
みたいな感じでかれこれ1時間弱。
そろそろ決まってきたから
会計をって思ったら・・・
玉森「ねぇ、Aちゃんこれ合いそうじゃない？」
って言ってレディースのやつみてた。
「そう？」
玉森「試着してみて！」
「うん？」
［シャッ］
「どう？」
玉森「やっぱり似合ってる！」
「どうだろ？」
玉森「じゃあ、買ってくる。」
「いいよ、自分で買うよ。」
玉森「これ下さい。」
店員「かしこまりました。」
遅かった・・・。
なんか奢ってもらちゃった。
玉森「はい、どうぞー。」
「ありがとう。あの、お金・・・」
玉森「いいよ。たまにはさ。」
「『たまには』じゃないよ。
いつもお世話になっちゃってるし・・・。」
玉森「今日も付き合ってくれたし。」
「え、だって。」
玉森「いーの！」
やっぱり優しい。
裕太くんって神だわ。
.
.
.
こんなやりとり、
みている人いたことなんてこの時はまだ知らない。
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作者名：a y a猫 x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=monakaN
作成日時：2017年10月2日 23時
