傷跡 ページ27
裕太くんの過去を聞いた。
それはあまりにも残酷で・・・。
でも私と共通点もあった。
「・・・裕太くん、
実は私も両親二人とも
随分前に亡くなっていて。」
玉森「え?そうなの?」
「うん。
お母さんは私を産んですぐに。
お父さんは病気で。」
玉森「・・・お父さんっていつ亡くなったの?」
「私がまだ小学2年生の時に急に。」
玉森「Aちゃんは俺よりも大変な思いをしてたんだね。」
「いや、裕太くんの方が・・・。」
玉森「まぁでも、
俺は初めて人に話せた。
聞いてくれてありがとう。」
「私も聞いてくれてありがとう。」
まさかこんな共通点があるとは・・・。
お互いの事を話せてよかった。
まだ、会って2日目なのに。
大抵こんな話は少なくとも半年経ってからじゃない?
話せた自分にビックリしてる。
.
もう会って2日目の裕太くんに私は心を開いているようだ。
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作者名:a y a猫 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=monakaN
作成日時:2017年10月2日 23時