傷跡 ページ26
玉森 side
結局、
朝になっちゃっていたから寝なかった。
土曜日だから
寝ても良かったんだけど、
俺一人じゃないから
そういうわけにもいかないでしょ?
朝ごはん作ってから起こしに行こっかな。
[ガチャン]
[ガチャン]
[コツコツ・・・]
あれ?
電気が付いてる。
消し忘れたっけ?
[ジュー]
いや、違うね。
誰かが料理してる。
誰かってAちゃんしかいないじゃん←
なんか料理してる音好きなんだよね。
[コツコツ]
玉森「入るよー」
[ガチャン]
[ガチャン]
玉森「Aちゃんおはよう〜。」
「あ、おはよ。」
玉森「なんか久しぶりに
廊下で料理している音聞いたかも。」
「『久しぶりに』?」
玉森「親とかがね
いたから。」
「今は?」
聞かれちゃったか。
いつかは話さないといけなくなりそうだしね。
玉森「両親二人とも【事故】で何年か前に。」
教えよう、全てを。
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作者名:a y a猫 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=monakaN
作成日時:2017年10月2日 23時