一目惚れ 3 (ページ32)

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ジュニに押された思いと一緒に涙を拭っている〇さんの胸に軽く飛び込むと〇本さんは一瞬動きが止まり顔を上げジュニの方を見た

そのあと小さな声で『ありがとう…』って呟いて私を抱きしめた
それは今まで力強く抱きしめてくれた強さじゃなく壊れ物を扱うように優しく少しぎこちないものだった

〇本さんが抱きしめてた力を緩めると頭をガシガシと今まで通り撫でて

MJ「ナムジュンに飽きたら連絡しろ♪俺が貰ってやる♪ウケケケ♪」

っていつものいたずらっ子みたいな笑顔で笑った

NJ「え？！何言ってるんですか！！ダメダメ！！離れて！！Aの席はこっち！！」

って私を奥の元の席に追いやった

MJ「ウケケケ♪焦ってんなよ♪俺だけじゃねぇーぞ！！これからも出てくるからなぁ〜♪フフン！」

NJ「な、！？ …確かに…。」

その時ドアがノックされそーっと少しだけ開くとひょこっと顔だけ出して

SS「わ！BTS！！本物だ！！」

ホントに驚きながらそう言ったのは私の最推し〇井さんだった

MJ「あ！忘れてた！ウケケケ♪皆ごめん！！どうしてもウチの〇さんが顔だけ見てお祝いと今までのお礼言いたいって言うからさ…ごめんね…ちょっとだけだから急で悪いんだけどいい？」

NJ「あ！どうぞ！お気になさらずお入り下さい！！」

SS「ホント？ごめんね…お邪魔します…。」

MJ「いや、〇さんは言うなって言ってたけど実は副社長に連絡して映像や資料を頼んでくれたの〇さんなんだよね…？」

「え？！」

NJ SG SR V「え？！」

SS「ばっ、！！…んー、まー、アレだよ…その…お礼がしたかったからさ…。何か出来ないかって思った時に俺らの後輩達も世話になってたの思い出したからね…。俺が出来ることなんて連絡くらいしかなくてさ…。なんかちょっと情けなかったけどね。」

そう言って眉尻を下げ情けなそうに笑う〇井さん
やっぱり私の最推し…

「〇井さん…私の方こそお世話になりっぱなしなのに…。いつもホントにありがとうございました。私が〇本さんによく怒られて凹んでる時には必ず声掛けて下さって珈琲奢ってくださったり私の大好きなキャラメルラテ買ってきて下さったりご飯も食べに連れて行ってもらった事も夢みたいで一生忘れません…。いつもいつも沢山笑わせてくれて元気くれて優しくして下さってありがとうございました…。」